昨日、何とも痛ましいニュースを目にしてしまい、暗澹たる気持ちにさせられました。
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150717-00000004-pseven-soci
栃木県内の、小さな小学校。
お互いの顔も名前も、ほとんど見知っているとあっては、あまり風通しの良くない、濃密すぎる人間ドラマが繰り広げられてきたに違いありません。
昔ながらの【村社会】、という言葉を思い出しました。
個人の生命を犠牲にしても、また、真実を捻じ曲げてでも、村全体の体面と利益とを優先する...という、黒澤明監督の代表作・「七人の侍」が見事に描写している【村社会】。
日本社会の負の側面を体現しているような、そんな病んだ共同体へと変わりつつあったのでしょう。この小学校は。
横暴なボスとその取り巻き達(ボスが怖くて逆らうこともできず、イエスマンになることを選んだ人ばかり。)が幅をきかせる、というのは、健全度の下がってきたコミュニティによく見られる特徴です。
そう、狂信的なカルト教団がまさにそういう構造をしていますよね。
この小学校に通う子供たちの親も、そうした【村社会】カルト教団特有の、病的な支配ー被支配の構図から脱け出せなくなってしまっていたようです。
本件の「ボス」と目されている母親、そしてその取り巻き何人かは、自分自身で処理できないストレスのはけ口として、二人のお母さんをスケープゴート(生け贄のヤギ)へと仕立て上げました。
連日連夜、LINEを使って言葉の暴力・心理的暴力でもって彼女たちを責め続けたそうです。
その、非人間的で卑劣極まりない、大人とは思えないような手口。
怒りを通り越して、寒気すら覚えます。
二人のお母さん達は相次いで自らの命を絶つことを選びました。
その一人の遺体はお子さんが第一発見者だったそうです。
なぜ、子供たちにとっては世界一大切な人であるお母さんが、このような理由で、こんな残酷な形で奪われなければならなかったのか...。
彼女たちを救う方法は無かったのだろうか...。
ご遺族、特に、まだ年端の行かないお子さんたちに与えた衝撃の大きさを想像すると、言葉も出ません。
亡くなったお二人のご冥福を心からお祈りいたします。
記事によると、一連の悲劇は、元々はお子さん達への悪意ある校内暴力行為が発端だったそうです。
(「いじめ」なんて甘っちょろい、事の本質を隠蔽するような平仮名表記。意地でもするもんか。)
今頃、そのお子さん達はどれほど自分自身を責め、傷めつけていることでしょう。
あなた達は全く悪くないんですよ、って、言えるものなら直接言いたい。
あなた達も、お母さん達も、被害者なんだよ、って。
もうこれ以上苦しんじゃいけないんだよ、って。
どうか、二家族のお子さん達が力強く立ち直れますように。
無念さと共にあの世へ旅立ったお母さんたちの分まで精一杯生きて、満足の行く人生を作り上げていって欲しい。
そう願わずにはいられません。
2012年、楽天ブログ時代に「ママ友」に関する記事を書いたことがあります。
今朝、犬の散歩中にふと思い出しました。
今、苦しみの真っ只中にいらっしゃる方が、拙文、それから引用した文を読んでくれて、そこから何かしらのヒントを得てくれたら。
どんなに小さなことからでも構わないので、何らかの行動につなげてくれたら。
そんな祈りを込めながら、リンクをまとめて貼っておきます。
「ママ友」は「友」ではない。毎朝毎晩、十回ずつ唱えましょう。【1】
「ママ友」は「友」ではない。毎朝毎晩、十回ずつ唱えましょう。【2】
「ママ友」は「友」ではない。毎朝毎晩、十回ずつ唱えましょう。【3】
「ママ友」は「友」ではない。毎朝毎晩、十回ずつ唱えましょう。【4】
「ママ友」は「友」ではない。毎朝毎晩、十回ずつ唱えましょう。【5】
「ママ友」は「友」ではない。毎朝毎晩、十回ずつ唱えましょう。【6】
こちらが、記事前半で引用したペニー・ピアースさんの本です。
どうか、ご自分一人で思い詰めないでください。
外側から痛めつけられ、内側からおのれの至らなさを責め続けるというダブルパンチを長期間にわたって受け続けていれば、どんな気丈な人だってもろく、折れやすい状態になります。
崩れないで、立っていられる方がむしろ不思議なぐらいです。
意識できなくても、外からは見えなくても、実は全身傷だらけでボロボロってこと、あるんですから。
毒に満ち満ちた人間関係の中に身を置いているだけで、心も、身体も、たましいも相当のダメージを受けているはずなんですよ。
心が苦しい時。
外部の人に向かって助けを求めるのは、決して恥ずかしいことなどではありません。
本当に大切な人達(家族など)をさらに大きな不幸に遭わせないためにも、我慢なんてしないで、堂々と外に救いを求めてください。
それは、立派な医療行為です。
骨折したら、ちゃんと病院に行って、レントゲン撮ってもらい、ギプスや包帯でこれ以上悪化させないようにしてもらうでしょう?
それと同じことですよ。心にだって適切な手当てが必要です。
前向きに、好意的にとらえていきましょうよ。
健康な心を取り戻すための第一歩だと思って。
一人で溜め込まないでください。
お近くにカウンセリングや心理療法の専門家が見つからないような時は、こうした電話相談を利用するという手だってあります。
一般社団法人 いのちの電話 リンク集
「苦しい」「助けて」「どうしてこんな目に」...
そんな、嗚咽にも似た断片的な言葉だけでもいいんです。
とにかく、声に出して、誰かに聞いてもらってください。
紙に書きまくって、外に吐き出してください。
心があげている悲鳴を殺さないで。
(もし事情が許すのであれば、一人の専門家に継続して見守ってもらいつつ、心理療法やカウンセリングを受ける、っていうのが理想的ですね。これ、あくまでも個人の見解ですが。
かつての私は意地張ってこの専門家に相談するっていうルートをバイパスしたために、ちょっと遠回りしたような気がします。
電話相談ボランティアの方々のお仕事の価値を軽んずる意図はございませんので、どうかご理解ください。
電話相談の段階を経たら、「継続的な支援」へと移行していくのがいいかな、と、思ったまでです。)
思い切って誰かに話すことで、
「どうやって、今いる状況から逃げ出すか」
という問いへの答えが少しずつ見えてくるかもしれません。
いえ、ぜひとも見つけていただきたいです。
そう。
究極的には、
【逃げる】
【離れる】
しか解決策は無い、と思います。
世の中には、実にいろいろな人がいますよね。
われわれの想像をはるかに超えた、ぶっ飛んだ発想を持ち、一般に受け入れられている常識全てを蹴散らしていくような人も、もちろん、います。
こちらが「友」とみなし、誠意と思いやりをもってアプローチしようとしているにも関わらず、思いやりどころか、逆にとんでもない猛毒を投げ返して来るような輩。
残念ながら、ここかしこに潜んでいるんですよ。
意外と身近な人間関係の中にも。
パッと見だけではわからないのが難しいところです。
あの手の人達は、ごくフツーの顔して、フツーのママ集団に紛れるのが上手ですから。
そういう一癖も、二癖もある人に狙われてしまったにも関わらず、
「ダメだよね、私。こんなんじゃ母親失格。子供のためにも、もう少し頑張らないと...」
と一人悶々として、誰にもSOSを送らない。
これ、よくありません。
せっかく逃げるチャンスがやって来たとしても、気付かない可能性が大になります。
ますますドツボにはまってしまいますよ。
関わるとロクなことにならない、毒蛇のような自称「ママ友」。
ちっ、「友」でも何でもないくせに...。
こういう人には、「いつか変わってくれるかも」なんて絶対に期待しちゃダメです。
【あっ、この人、随分失礼な人だ。
しかも、こっち目がけて毒吐きかけてくる!】
一旦気付いたら、全速力で毒の及ばないところに逃げるしかないんです。
安全な日々は、待っていてもこちらに来てはくれません。
今までの人生、ずっと毒蛇で通して来た人が、急に改心して「ごめん、もうやらないから。」と謝ってくるなんて、よほどのことでもない限り、まず無い、無い。
ありっこない。
性善説を信奉し、偽りの希望にすがりつくのもほどほどにした方がいいですよ。
冷静になって、目の前にいる人の本性に気付いてください。
その人が実際にやっていることって、果たして尊敬に値すると思います?
口だけならば何だって言えますよ。
行動をしっかりと見てください。
【参考サイト:「さよなら、サイコパス」~Psyhopath Free~」(Peace著)試訳。】
たとえ一時的に家族がばらばらになったとしても、それは大難を避けるために敢えて小難を引き受けようとするようなもの。
いつかまた一緒に暮らせる日はやって来ます。
必ず。
そのためにも、まずはご自分の精神が崩壊する前に、命の灯火が吹き消される前に、何とかして手を打たないと。
一刻も早く。
今はとにかく闇が深すぎて、何の希望も勇気も湧いてこないかもしれません。
でも、世の中、100%捨てたもんじゃない、と、私は思いますね。
もし、この動画の話が本当に起こったことなのだとすれば...。
脚色を加えていない、正真正銘の実話、と信じたいです。
しょーもない周囲の大人から洗脳されることを拒み、無実の友達と、そのママを守るために正義を貫いた子供たち。
彼らのような若い世代が、少しずつこの社会を変えていってくれるかもしれません。
全ての希望が失われたわけではないのですよね。
「ママ友」。
こんな胡散臭い言葉で表される人間関係、いりません。
もはや「友」なんて甘い言葉でごまかす段階は終わりました。ごまかしたって、その背後にある腐臭までは隠し切れないですもん。
今、私達が話題にしている「ママ友」の社会とは、親と、子と、彼らを取り巻く人々とが、無意識から飛び出した醜い我欲を激しくぶつからせていく、ひとつの
戦場
と考えてよいかと思います。
これまでの人生で、適切に直面し、処理できなかったために闇に葬り去ってしまった怖れ・嫉妬・劣等感。
そうしたネガティブな心的エネルギーの塊が、まさかという場面で、まさかという相手に向かって、いきなり暴発し、相手をノックアウトしてしまう。
もし、自分のダークサイドと向き合う覚悟を持たない人がほぼ毎日、密度の濃い付き合いをする状況に置かれたら、きれいごとばかりじゃ済まないですよ。
最初は感じ良く見せている人だって、そのうち、抑えきれなくなった【魔物】たちを勢い良く解き放ってきますから。
だから「ママ友」なんて、甘ったるい呼称でごまかさない方がいいんですよ。
その集まりの中にどんな人が潜んでいるか、背後にどんな闇を抱えているかなんて、わかりませんからね。
戦場に赴くような覚悟で、完全防備で臨まないと。
激戦地のど真ん中に普段着&丸腰でホイホイ出ていくような真似は誰だってしないでしょう?
戦場でたたかう兵士のように、降りかかる砲火をくぐり抜け、地雷の埋まったエリアを避け、最後には無事生き残り、懐かしい家族の待つ故郷へと戻る。
もちろん、100%無傷ってわけにはいかないかもしれません。なんてったって戦場ですから。
でも、工夫と準備次第では、受けるダメージを最小限に抑えることだって可能です。
どうにかして希望の光を探り当てて、そして生き延びてください。
そして、いつか思いっきり「バンザーイ!」って叫べるように、腹の底から笑えるように、今できることはやってください。
「あの時、逃げてよかった...」
「助けを求めて、よかった...」って、いつか一緒に言えるよう、心をしっかり持ってがんばりましょう!
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(最後に、おせっかいを一言。
人間関係で多大なストレスを経験すると、知らず知らずのうちに身体の免疫機能がかなり落ちてしまっています。
そういう時期は、特に感染症や食中毒などに気を付けてください!
私はノロウィルス&帯状疱疹のダブルパンチにやられました...。アリャモウ、コリゴリダヨ...。
睡眠&栄養&運動の三本柱。
心身のバランスが崩れた時期にこそ、しっかり摂ってくださいね。)