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2016/10/13

続・「人は変わるの」 ~キャロライン・メイスが読み解く「がん」~

先日書いた記事「人は変わるの」では、「歳月とともに、友達との付き合い方も変わっていいのだ。」という趣旨の英文記事を簡単にご紹介した。







そう。
出会った当初は、面白おかしいだけの付き合いで良かった。
だが、いろいろな世界を見聞きし、そこでまた興味深い人々と出会ううちに、「彼女(彼)とこうやって惰性で付き合っていて、果たして自分のためになるんだろうか。」と、疑問を抱き始める。
「会いたいから会う」のではなく、「過去のつながりに義理立てしなきゃいけないから、会う」ようになってくる。
新規開拓するのが面倒だから、多少の不満はあるが、いつまでも近所にある馴染みの店に通い続ける、というランチタイムの行動パターンにどこか似ている。


惰性でつながっているような、いわゆる「腐れ縁」(日本語って本当にいい表現持ってるよね...)。
残念ながら、こうした人付き合いからは、


成長

学び


発見


喜び


励まし

支えあい ...


といった、人間にとって絶対必要な栄養分を摂取できることはまず期待できない。
生命(いのち)を燃え立たせるだけのエネルギーなんて、含まれていないのだ。そういう「くたびれた人間関係」には。
強いてメリットを挙げるならば、未知の世界へ飛び出さなくてもいい、という偽りの安心感を与えてくれること、ぐらいかな。
長い目でみたら、決してプラスに働くことはないのだが。
だって、「偽り」だもの。いつかは壊れる。



「人は変わるの」というタイトルは、元の英文記事で筆者のRajie Kabliさんが使った"People Change."をそのまま使わせてもらった。
彼女が元・友人と縁を切ることを決意した時の言葉、たいせつな事がギュッと凝縮されているので、ここに引用しよう。


I learned a lot from that friendship, but the biggest takeaway came when she reached out again and I just didn’t respond. Some may find that cold or harsh but I say it was the biggest lesson for me because I came to a deep understanding that this person is not meant to be in my life and it’s better that way. Saying no is okay. We serve neither ourselves nor others by holding on to stagnant or unfulfilling relationships.
彼女との付き合いから学んだことはたくさんある。でも、何よりも大きな気付きが訪れたのは、彼女の方から再度私に連絡してきた時のこと。私からは何の返答もしなかった。ただ放置した。 
「冷たい」「ひどい」と、私を責める人もいるだろう。でも、あれが無ければ、私にとって人生最大の教訓を得ることもなかっただろう。あの時、私はようやく心の底から理解することができた。「これ以上、私の日常に彼女を居座らせていてはだめ。離れた方がいい。」と。

「No」と言ってもいいのだ。腐れ縁と化してしまった人間関係や、心満たされない人間関係にしがみついていても、良いことは無いんじゃないかな、と思う。自分のためにも、相手のためにも。


もはや自分にとってのエネルギー源とならないような人間関係や、環境。
そこから立ち去ることは、決して悪でもなければ、「人でなし」な行為でもない。
逆に、立ち去らず、その場にとどまっていることを選ぶ方が問題を悪化させてしまうことがある...。



興味深いことに、人間の身体にもそのからくりがそっくりそのまま当てはまるらしい。
タイトルで既にネタバレしているが、


がん

が、まさに


「立ち去ることを選ばずに、その(腐りかけた)場所にとどまり続ける」



ことと深く関わっている病気だ...



という説を唱えている人物がいるのである。
言うまでもなく、その人物とは、既に本ブログで何度も取り上げているキャロライン・メイス(Caroline Myss)


「人は自分の部族のルールからはみ出して生きるのを嫌がる。
部族から追い出されることが怖いからだ。---キャロライン・メイス」



直観医療能力者(medical intuitive:他人の健康状態や身体エネルギーを直観で読み取り、病気の状態や原因を特定できる能力の持ち主。)としての活動を始めた1980年代後半から、彼女の主張は少しもブレていない。進化・発展はしているものの、基本的な主張はずっと変わらない、と言っていい。
お見事。



健康の創造―心と体をよい関係にするために
C.ノーマン シーリー キャロライン・M. ミス
中央アート出版社
売り上げランキング: 568,728

[筆者注:Myssは、「メイス」が正しい発音。また、シーリー博士の名前は、通常、Norm Shealyノーム・シーリーと表記されることが多い。] 





上の日本語版は、1988年発行の初版原本を底本としたもの。
1993年版の英語原書を見ると、記載されている症例の数が邦訳本よりもかなり多いので、できるだけ英語版を読み進めることにしている。もちろん、日本語版は常に傍に待機させているけどね。医学用語をいちいち辞書引くのが面倒くさいもんで(笑)。


彼女のエネルギー分析によると、いわゆる「がん家系」という言葉で表されるような遺伝的素質を別とすれば、がんを生じさせるのは以下の五つの心の在り方だ、という。


1.過度の恐れ(excessive fears) 
(例:金銭的な不安、「年金がもらえなくなるかもしれない」、病や死への恐怖、「配偶者が心変わりするかも」といった慢性的な恐れ...)

2.罪悪感(guilt feelings)
(例:過去の挫折や失敗の引きずり、家族や所属する集団の期待に応えられなかった後ろめたさ...)

3.変化に対応できない無力感(the inability to cope with change)
 (例:弱りつつある肉体への失望、年老いて下の世代に世話になることで感じる情けなさ...)

4.自己嫌悪/自己否定(self-hate or denial) 
 (例:「自分はダメな奴だ」という思い込み、「家族が第一。自分は二の次。」的な生き方...)

5.「未処理案件」(unfinished business) 
 (例:幼少時の虐待体験を引きずる、昔の恋人の裏切りを忘れられない...)

【※以上、訳語は「健康の創造---心と身体をよい関係にするために」 (C.ノーマン・シーリー、キャロライン・M.・ミス共著、石原加代子訳、中央アート出版社、1995 )中のものを使用。これ以降の引用も同じ。】


今や日本人の死因第一位となってしまった病気だけに、知人・親戚ぐるりと見回せば、必ずや一人や二人は、この病気と共に生きている人が見つかるはずだ。
有名人・芸能人のがん患者さんの近況を聞き、「こわいわ~...」「検診、行ってみようかな...」と、心がざわざわすることも多いだろう。
(特にここ数年、気持ち悪いぐらい増えているような...。)


今この瞬間にがん治療を行っていらっしゃる方々が、上の部分を読んで「ひどい!自分はこんな人間じゃないのに!」とご立腹されたとしたら、引用者としてそれは大変申し訳ない、と思う。
上の5つの項目に何一つ思い当たる節は無い、という方には、「こういう説を唱えている人もいるんですよ。全員に当てはまるとは限らないと思いますが、お気を悪くされたのであれば、ごめんなさい。」と、先におわび申し上げておきたい。



私の身内にも、過去にがんに罹って回復した人、また、現在がん治療中の人が何名かいる。
また、高校時代からの友人のお母様も、50代という若さで肺がんのためこの世を去ってしまわれた(家に誰も喫煙者がいないのに!)。初孫の顔も見ないうちに。
そんなこともあって、私は「がん」という病を、決して軽く考えているわけではない。
原因はどうあれ、がんに罹ったことで、苦しみの日々を経験されている患者さんには、「どうか一日も早く、病から治る力がもたらされますように。笑顔の日々がやって来ますように。」と、心からの祈りを捧げたい、と思う。



でも、そういう患者さんも、また、患者さんのご家族の方も、ここは少しだけ冷静になって、キャロラインの言葉に少しだけ耳を傾けてみて欲しい。
どこか、上に紹介した「人は変わるの。」の筆者が到達した、「腐れ縁からは離れろ。未知の領域へと踏み込むことを恐れるな。」の結論と重なりはしないだろうか。


「わたしのワークショップでは、参加者に自分がとてつもなく大きなチーズクロス(目の粗い薄地の布)



(https://www.amazon.com/Cheesecloth-Unbleached-Cotton-Filter-Reusable/dp/B015F11N54?th=1 より拝借)

だと想像してみるよう教えています。


理想的には、人生の一瞬一瞬で得たあらゆる感情や経験が、チーズクロスを通る風のようにわたしたちを通り抜けていくべきなのです。
 

わたしたちは何かを一瞬、一瞬に学んでいくわけですが、  
その学びを包み込んでいる容器(出来事、対人関係、境遇)は捨てていくべきなのです。 

これが理想的な在り方であることを、もう一度強調しておきます。 
ガンは死にいたる第1の原因ですが、それは、この理想的な在り方を実現することが恐ろしく難しいからです。
わたしたちは容器のほうにしがみつこうとして、学ぶことを無視し、避けようとするのです。」
(シーリー、ミス、前掲書、p.215)

これを読み、お釈迦様が説かれた、「筏(いかだ)」のたとえ話を思い出す人もいるかもしれない。
ガンジス川の向こうへと渡してくれた筏は、確かに良いものだ。
だが、いくら良いものだからと言って、川の向こう岸に渡ってからもなお、筏を手放さずに頭の上に担いでいるのは、一体いかがなものだろう。その場に捨てていくのが良いだろう...っていう内容。(←乱暴なぁ~。)




本書には、上の説明に続けて、タイプの異なるがんに罹った4人の患者のケース・リポート(症例)が紹介されている。興味を持った方は、ぜひ、中古本になるが「健康の創造」を何とか入手して、ご自分でお読みいただきたい。
好みのツボにはまれば


めちゃくちゃ面白い本


だってことは、この私(どの私なんだか)が自信を持って保証いたしますです。
まぁね、正直な話、自分の体調や症状と関係した部分を読むのは、少し勇気が要るのだけれど。



あ、でも、その前に、より入手しやすいこちらの本で予習してからの方が面白さが増すんじゃないかな。彼女独特の用語の使い方にも慣れておけるし。


チャクラで生きる -魂の新たなレベルへの第一歩- (サンマーク文庫)
キャロライン・メイス
サンマーク出版
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2:31からの部分、西城秀樹の「ヤングマン(Y.M.C.A.)」サビ部分の振り付けと同じで、毎回見るたび身体が勝手に動いてしまう...(笑)。
これも一種の脊髄反射。

2016/05/07

つい足を組みたくなる、その理由(わけ)は

野口整体の創始者であり、天才的なヒーラーであった野口晴哉(はるちか)氏(1911−1976)。
その著書「健康生活の原理」の中に興味深い一節を見つけました。

【野口晴哉公式サイト:http://noguchi-haruchika.com/home.html 】














「また足を組んでいる人があります。右足を左足に乗せている人は、普段動作する時に無意識に右足に力が入ってしまう傾向のある人です。それを休めるために、弛(ゆる)めるために足を組むのです。重心側をいつでも上に乗せる。

だからこういう無意動作といったものは、偶然に生ずるものではなく、体の平衡を保とうとする要求の現れなのです。」
(「健康生活の原理 活元運動のすすめ」野口晴哉、全生社、1976、p.162) 

©123RF.com


この野口説、正しいと思います。


6、7年前のこと。
右の足首を捻(ひね)る、くじく、という厄介な癖に悩まされた時期がありました。
以後、細々とヨガを練習し続けてきた甲斐あって、現在ではほぼ完治しています。
ただ、今でも秋から冬にかけての湿っぽい寒い日になると、古傷のようにシクシクと痛むことがあります。
おそらくは低気圧の接近と関係がある...のかな。


ちなみに、回復に最も役立ったものは?と聞かれれば、即、ヨガの「三角のポーズ/ウティタトリコナーサナ!」と答えます。
ただし、アイアンガーヨガが指導しているやり方で、という条件付きで。
このポーズ、基本中の基本ですよね。(下の動画参照)どんな教室でも必ず教わる、お馴染みのアーサナ(ポーズ)です。



ちょっとでも無理をすると右足首に痛みが走った当時の私。
先生が注意深く見守る中、一つ一つの動きを分解し、時にはヨガブロックなどの小道具(プロップス)も使い、じっくりと正しい型を作り上げていく。
スピードに走ることなく、丁寧さと正確さとを重んじるアイアンガースタイルのヨガは、ダンスっぽい動きや、心拍数上がりーの系の動きが苦手な私とは相性抜群でした。
実際の教室でも、下の動画の先生とと全く同じような教え方をしています。


アイアンガーヨガの有資格者ならではの美しいポーズにぜひご注目ください。
(実に厳しいんですよ、アイアンガーヨガの指導員資格取得までの道のりって。どこかの芸能人が取ったという「ヨガ講師資格」と一緒にしちゃいけません。




【旧・楽天ブログ】アイアンガー教室に通っていた頃に書いたある日の日記。 
2011.05.20 「さらば!なんちゃってヨガ」
http://plaza.rakuten.co.jp/backtotheessence/diary/201105200000/
...今はアイアンガーではなく、ヴィニヨガviniyogaという別流派の先生のクラスを受けています。呼吸法や瞑想を重視し、個々人の体に応じたヨガをオーダーメイドで作っていく、そんなヨガです。 ようやく自分の理想に近い流派にたどり着いた、ってところでしょうか。
もし、これからヨガを基本から学んでみたいのであれば、アイアンガーヨガから入るのが非常におススメです。基本の型をしっかりと教わることができますから。 

...ただ、私の場合、近くにいる生徒さんとペアになって手つないだり背中押したり、といったスタイルの練習を毎回繰り返すのが苦痛でした。あの、ペアになっての練習さえ無ければ、恐らく今でもアイアンガーヨガを続けていただろうな、と思います。 
(「二人組での練習は原則的にやらない」という点も、ヴィニヨガが自分にしっくり来る理由の一つかもしれません。)
ソウソウ。ソレグライ、 イヤダッタンダヨ...。

アイアンガーヨガ
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(おぉ、遂に日本語版出ましたか!写真の美しさに定評のあるDK社発行の、例の分厚い図解本が。)


たまたま今日、上で引用した野口先生の文章に出会いまして。
あの頃の右足首の状態について、いろいろと考えさせられました。
そもそも、右側の足首ばかり捻るようになったのは、一体なぜなんだろう、って。
いつも決まって右足でした。
左足をくじいたり、ひねったりした事なんて、覚えている限りでは一度も無かったはずです。



あなただったら、「せーの!」と歩き始める時、先に踏み出す足は右ですか。それとも左ですか。
ほとんどの人が、毎回同じ側の足を先に動かし始めるそうです。
利き手があるのと同じように、「利き足」もある、と言えますね。
右利きの人の場合、私と同じようにまず、右足をヨイショと前に突き出す、という方が大多数でしょう。
普通は、踏み出す足 イコール 力をぐぐっと入れる足...となるはずです。



事故や怪我は、決まってボーッとしている時、何か考え事をしている時に起こります。
グッと力を入れて足を前に踏み出したその瞬間、着地した地面の状態が悪かったことに気付かず(窪みがあった、小石が置いてあった、目立たない段差があった...等々。)、右足首はそこで「ぐぎっ」と変な方向に捻れてしまい...。
毎回、そのパターンだったような気がします。


私の場合、捻ったりくじいたりするのが「癖になった」のではありませんでした。
野口先生の説を受け入れるならば、無意識のうちに「右足に力を入れるという癖」がついていた、と言うべきなんです。
で、怪我というわかりやすい形を取ることによって、体の方が必死に「このままじゃまずいよ!」と叫んでは、意識の改革をするように促していた...。
なるほど。そういうことだったのですね。


【右足を自然と左足の上に持っていくのは、右足を少しでも休ませるため。】


いや〜、この説、非常に納得行きます。
無意識にやってしまう「なくて七癖」のような動作にさえも、体からのメッセージが隠されていたとは。
右足にばっかり力入れるのはもう止めてくれ! 疲れてるんだよ! って、体が叫んでいたんですね。


私の場合、バッグ類(しかも、相当重い。)を常に左肩に掛けているのも、体の平衡を崩す原因となっていたかもしれません。
どうしても左側に重心が傾くから、右足の方もついつい頑張って力を入れ過ぎてしまう...と。
何はともあれ、健康にまさる宝はありません。
体を壊したくないのであれば、多少の格好悪さは我慢して、リュック/バックパック生活に徹するよう、自分を調教していくしかないのでしょう。


これ、ちょっと気になっています...。






ささっ、「健康生活の原理」に話を戻しましょう。
上で私が体験したような「へ〜そうなんだ〜。」という気付きが欲しい!という方ならば、きっと楽しんで読んでいただける一冊です。お値段も税込みで540円と実にお手頃ですしね。
(Amazonでは古書としての取り扱いしか無く、しかもとんでもない価格設定になっています。少々手間はかかりますが、版元の全生社から直接お求めになるのがよろしいかと思います。
http://www.zensei.co.jp/books/store )



そういえば、野口晴哉さんの本については、旧・楽天ブログ時代にも一度書きました。

2014.02.21愉快な「体癖」探し
http://plaza.rakuten.co.jp/backtotheessence/diary/201402210000/?scid=we_blg_pc_lastctgy_2_title


野口整体理論の中で最初にそそられたのは、やはり「体癖」でした...。
性格タイプの学・エニアグラム(詳しくは過去記事をご参照ください)、西洋・東洋占星術など、とにかく「性格分類」に関わるものには昔から目が無いもので...。

体癖 (ちくま文庫)
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野口 晴哉
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私達が西洋医学から多大なる恩恵を受けていることは、否定しようのない事実です。
西洋医学はこれからもずっと、私達の健康を管理する上で中心的な役割を果たしていくことでしょう。


でも、21世紀になった今、人々は「他に何かいいものがあるんじゃないか?」と、更なるオプションを積極的に探し始めています。
心と身体の関係(ヨガや座禅、瞑想なども含みます)や、エネルギー/波動医学といった、従来の西洋医学の枠には収まりきれない分野への関心も、ますます高まる一方です。



いわゆる「代替医療」(alternative medicine)と呼ばれる分野、ですね。
野口整体も、広い意味でのエネルギー/波動医学なわけですから、代替医療の一手法に含めていいでしょう。



筆者は2年前の夏に2回だけ、野口先生の最後の直弟子のおばあさま整体師(天谷保子先生...残念ながら昨年秋に逝去されたそうです。ご冥福をお祈り申し上げます。)に施術していただく機会に恵まれました。長年天谷先生のところに通っていた知人からの紹介で。


ありのままがいちばん。
天谷保子
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(「いやいやえん」の「はるのはるこ先生」のモデルとなった方、と言った方が通りがいいのかな?実は私、この本を読んだことがないので話の中身は知らないんです...。)


どのくらいの部分が天谷先生独自の技術で、どのくらいの部分が純粋に「野口整体」の教えから来る技術だったのか。
そこのところは、よくわかりません。
でも、天谷先生が「ここ、痛いでしょ?」と優しくおっしゃりながら、私の頭頂部の右下にあるツボをググッと押された時(ほんとに痛かった...)、


「うわっ、この先生、エネルギーの流れを指先で読んでいるっ!」


と、確信しましたね。
(あれは多分、足少陽胆経の「正営」というツボではなかったかな...。)


たった2回の野口整体体験で、知ったかぶりして偉そうに語るつもりは毛頭ありません。
そんなのおこがましすぎます。
でも、今、日本の民間療法で「エネルギー/波動医学」がどのような形で普及しているのかが少しでも見ることができましたので、私にとってその2回は非常に価値ある体験となりました。当時御年86歳だった(はず)の先生の、職業人としての立派な生き方にも良い刺激を受けましたした。本物の「はるのはるこ先生」、とても素敵なおばあさまでしたよ。
(本当は継続して診ていただければ良かったのですが、何せ、当方、海外暮らしなもので...。仕方ありません。)



世の中の「常識」や「メインストリーム(主流派)」が、必ずしも正しいとは限らない。
だから、いろいろな方法や道具を実際に体験し、本当に自分に合うもの・効くものを探り当てたい。別に従来の医学の枠に収まらなくっても気にならない。いいものはいいし、「効く」ものは効く。そういった療法や薬をぜひ自分の身体で試してみたい...。



偏見を抱くことなく、良い考え・良い治療者ならばとにかく取り入れてみたい!新しい可能性に賭けてみたい!と願うような人であれば、野口晴哉さんの著作を読んできっと何かしら「その通り!」と共鳴できる部分が見つかることと思います。



もう一箇所だけ、「健康生活の原理」からの引用を。

「不摂生も必要 
人間の体にとっては、良いもの、悪いものという区分はないのです。
ヒ素だって梅毒を治すでしょう。毒も薬として使えるのです。薬は毒だから薬として効くのです。田の草を取ってそのまま肥(こや)しにするように、毒も薬も同じものなのです。それを良いと悪いとに、はっきり分けてしまえば、何も出来なくなる。

摂生する専門になったら、体は壊れてしまいます。 

(中略)

不摂生が完璧になくなると、
体の中にある丈夫であろうとする努力も
なくなるのです。」
(前掲書、pp.61-62、強調は筆者)


「毒も薬として使える」という部分、ホメオパシーの基本思想にも通じますよね。
野口先生が生前、ホメオパシーをご存知だったかどうかはわかりませんが。ま、ホメオパシーについてはそのうち機会を設けて触れたいと思っています。効きますよ。私自身は大いに頼りにしています。


【参考】帯津三敬塾クリニックHPより「ホメオパシーとは」 http://www.obitsu.com/services/homeopathy.html


考えてもみてくださいな。


夜の暗闇が無く、100%明るい昼間が延々と続くような場所。

悪が完全に駆逐され、100%善なるもので成り立っている社会。

俗っぽい部分をきれいに取り除き、100%清らかで、聖なるものだけ残した文化。

嫌いな人を一人残らず抹殺し、100%自分にとって都合の良い、好きな人だけで固めた集団。


どれもこれも、完全に「あり得ない」ものばかり、でしょう?
100%の完璧。100%の良い状態。それが固定したまんま続くなんて、あるわけがない。
求めたって、無駄なんです。
(100%ポジティブでハッピーな気分でいれば、幸運が訪れる...なんて、そんな単純な図式で片付けられるはずがないわけで。
...昔、それに類するお気楽お花畑な「引き寄せ」本を真剣に読んでいた自分。あー情けない。)



多少の不摂生、つまり負の要素にも、私達が今、手にしている物をより「丈夫にする」という、立派なお役目がある。
だから、摂生することばかりが善であると信じるあまり、不摂生をまるで親の仇のように敵視し、完全に生活圏内から排除するような真似はしない方が良い...と。
野口先生は読者にそうアドバイスします。



先生の言葉を拡大解釈すれば、こんなことだって言えてしまうかもしれませんよ。


人間社会に悪があるからこそ、「どうやったら善をより強力にできるか?」と、知恵を働かせる。 

俗っぽいものが巷に溢れているからこそ、聖なるもの・清らかなるものは一層光り輝き、際立って見える。 

どうしても好きになれない人がいる。そこで「なぜ自分はあの人が気に食わないのか?」と自問するからこそ、自分の中の闇部分(シャドウ)の存在に気付き、悔い改めることができる...。

どんな場面や状況であっても、立派に当てはまりますね、これ。



いやはや。
ふと気まぐれで手にした小冊子に、このように鋭い世界の読み取り方・生きていく上でのアドバイスまでもが詰まっていたとは、予想だにしませんでした。これで税込み540円は激安。
深すぎます。



野口晴哉さんの本では、こちらもおススメです。


風邪の効用 (ちくま文庫)
野口 晴哉
筑摩書房
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大意を要約しますと、
「『めったに風邪は引かないんだ』なんて自慢している輩に限って、知らず知らずのうちに体に負担をかけているのに、それに気付くかない。で、ある日、疲れがピークに達した時、いきなり大病という形でドカンと倒れる。
だから、普段からよく風邪を引いて、こまめに体をリセットしておくのが良い。」



私の中の「風邪観」を180度変えてしまった一冊です。
最近は、「んー?かかったかも...」という時には、「おー、鼻水に、咳か。よしよし。早い段階で表に出てきてくれて嬉しいよ!」という反応が自然に出るようになりました。


そして、奥様の野口昭子さんによる、こちらの随想集。
一読すれば、野口夫妻にお目にかかってみたかったなぁ、と思わずにはいられなくなります。


回想の野口晴哉 ちくま文庫(の-7-3)
野口 昭子
筑摩書房
売り上げランキング: 163,284



「"ショパンは私に抱かれて死んだ"という女が、二十九人もいたんだって...」
「ほんと?」
「女の見栄って、凄まじいんだなー」
「じゃあ、二十八人は嘘をついていたということかな」
すると、先生[注:野口晴哉氏]が言う。
「いや、二十九人とも嘘さ。若(も)しも、ほんとうにショパンが抱かれて死んだ女がいたとしたら、その女は、人に吹聴したりしないさ。」
(p.212)


ヒーラーとしては天才的な能力の持ち主、と言われた野口先生。
その能力は、人間という生き物の在り方をとことん観察し続けた末に、ごく自然に生じてきたものだったに違いありません。


...と書いた途端、本書の中に全く同じ趣旨の文章を発見してしまいました。あれまあ。

(...)私の知識は五十何年、一つ処へ坐りこんで、来る人の体を丁寧に観察し、その裡にある勢いと、その勢いのもたらす体の変化だけを一人一人、調べ考えてきただけなのです。
(前掲書、p. 9)


野口晴哉という稀代の治療者。
やはり、凡人の理解を大きく超えたすごいお人だったようです。

2015/05/20

7つの道。7つのチャクラ。 (キャロライン・メイス)

今朝届いた、キャロライン・メイス(Caroline Myss, www.myss.com) からのメッセージ。


「変容は、ある決まった道筋に沿って進んでいくひとつの旅路です。
7つの段階、すなわち私たちが独立した一個の存在として
(同時にひとつの社会、ひとつのグローバルコミュニティとして)
歩んで行く7本の道から構成されます。」


変容における7つの道とは:

☆ 変革 
(内なる【自己】が誕生。)

☆ 退縮 
(感情面の古傷の在り処を突き止め、自分の内なる【自己】がどんな元型archetypeに属するかを探る。 )

☆ 自己愛
(内なる【自己 Self】が治癒 ならびに よりたくましい自己像を求めて試行錯誤する。)

☆ 統合
(内なる【自己】が、過去の古傷や シャドウ -影- に駆られた行動を【自己】の力の正体だと見なす段階を乗り越え、更なる発展を目指す。)

☆ 発展
(内なる【自己】が他者への愛と奉仕を外界に向けて表現しようと試みる。
これ以降、主な関心は【自己 】を超えた領域へと移っていく。)

☆ 覚醒
(内なる【自己 】が、神秘的な意識が存在することを受け入れ始める。)

☆ 宇宙的合一
(内なる【自己】が、純粋なる全体性wholeness・聖性holinessを体験。)




©Caroline Myss/ myss.com


彼女の出世作となったこちらの本↓なら、邦訳が簡単に入手できます。



7つのチャクラ (サンマーク文庫)
キャロライン・メイス
サンマーク出版
売り上げランキング: 9,890



紹介しておきながら何ですが...



やはりキャロライン・メイスの真骨頂は「しゃべり」「ライブ」にあります。
荒削りな豪快おばさん的部分。
そして、聖なる力・神秘的な存在の前にはただ、頭(こうべ)を垂れてひれ伏す、敬虔そのものといった部分。
興味をそそられるさまざまな要素がテンポ良く入れ替わり、多層的な世界を作り上げていくという、キャロライン・メイスならではの話術マジック、残念ながら本のページからはあまり伝わって来ないんですよね。
くそまじめで、小難しい印象だけが残ってしまう。
(画像の中の文章からも、そんな石頭チックな感じ、しますでしょう?)




こちらの"Energy Anatomy"というCDセットは、彼女の作品の中でも最も評価が高い講義録(スタジオ録音)です。残念ながらオーディオ音源のみ。書籍版はありません。
上記の「7つのチャクラ」の内容をさらに噛み砕き、具体的な話(と、笑い)も交えながら、第1チャクラから第7チャクラまで順に解説していきます。



送料かかっても、アメリカのアマゾンから買った方が安いと思います。
(でも、9枚組CDセットで、1枚あたり1000円程度だとしたら、それほど悪くはないお値段かな?
輸入時に関税が課せられることもありますので、荷物を受け取る際にびっくり請求されちゃった、なんて事になっても困りますしね。)




Energy Anatomy
Energy Anatomy
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こちらの商品(デジタルダウンロード)は、


Why People Don't Heal & How They Can
Sounds True (2009-07-11)


「7つのチャクラ」と並ぶ代表作


チャクラで生きる -魂の新たなレベルへの第一歩- (サンマーク文庫)
キャロライン・メイス
サンマーク出版
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の元になった講演(テレビ放送用)プラス、インタビューから成ります。
元の本をお持ちの方には、ぜひ「しゃべり」の方にもチャレンジしていただきたいですね。印象、変わりますよ。
ガラッパチ、って言葉がぴったりな人です。



最初の頃は、


「インド人でも、インド哲学の専門家でもないのに、チャクラを語るなんて...」
「東洋のチャクラと、キリスト教、ユダヤ教の用語/概念をくっつけるなんて、そんな無茶な...」


といった具合に、偏見まみれで彼女の本を読んでいた私ですが、徐々に見方も変わってきました。



白人系アメリカ人の、名ヨガ教師。
日本人のアーユルヴェーダ名医。
インド人でありながら、西洋医学の世界で優れた業績を残す医師。




そういう方、世の中にはたくさんいます。
もはや、肌の色や、生まれた国にこだわっている時代でもないのかもしれません。
私たちは、所詮、今、自分たちが目にしている「今生のその人」の姿しかとらえていませんから。
過去生、魂の性質、見えない霊的世界からのサポートといった、【科学や理屈では説明のつかない領域】について、ほとんどの人は何一つ知らないわけです。
目の前の姿だけで、その人の魂全体を判断するのは危ないですね。




確かに、師から弟子、そのまた弟子...と伝えられてきた教えや、その土地固有の文化や伝統は尊重した方がいいのでしょう。
でも、違った素材と伝統とをぶつけることで生まれる物の中にも、価値ある宝はきっと見つかるはずです。




身近なところから具体例を出しましょう。
西海岸の中規模都市郊外にあるうちの地区の学校なんて、ほぼ半数近くがアジア系、つまり、黒い髪の毛の子供たちで占められています。
将来のアメリカを背負って立つ優秀なインド系、中国系といった、移民の子供だらけですよ~。
その子達に言わせりゃ、

「何で親がインド人だからって
アーユルヴェーダにこだわるの?
西洋医学の方がメインストリームじゃないか!」


「中国系だからといって、IT業界で金儲けしちゃダメだなんて、
そんなのおかしいよ!自由に好きなことやらせろよ!」

って事になるのでしょう。
このような環境で暮らしていると、我々の若い頃に植え付けられた人種的ステレオタイプなんて、もう流行らないよなーって結論に、嫌でも辿り着きますよ...。



ちなみに、この前もらった中学校のニュースレター。


「アメリカ史物知りクイズ選手権」U.S. History Bee



の学校代表チームに選出された子供たちの名前、



見事にインド・中国・韓国などのアジア系



で占められていました。
ヲイヲイ。アメリカはどうなってるんだ、一体...。




ってなわけで、


キャロライン・メイス流・霊的世界の東西折衷料理法。
和風明太子スパゲティとか、
カレー味おでんとか、
ラーメンサラダ
みたいなノリで自分の味覚が許す限り、おいしくいただきたいと思います。



それもまた、い~んでないかい?






...と思う、今日この頃。
(要するに、いい加減になりつつあるんだな、自分...。)



自分にしっくり来る。
変な違和感を覚えない。
「こいつ、騙そうとしてるんじゃないか」と、訝る必要を感じない。
(騙ソウト狙ッテイルヒトタチ、アナタノサイフバカリ気ニシテイルヒトタチ、オオイデスカラネー。コノ業界…)



何よりも、キャロライン・メイスからは微塵も【好かれたい病】(disease to please)の気が漂って来ない。
それが実に心地いいんですよ。



実は【好かれたい病】患者って、スピリチュアル/ニューエイジ業界で食っている人に特に多いような気がします。
特に、教える側の方々に。
「去るものは追わず、来るものは拒まず」「聞きたい奴だけ来い」ができず、人気に陰りが見え始めると、「何でもやります、書きます、どこへでも出ます。だから、忘れちゃイヤよ~」と、無節操状態に陥りやすい…ってな感じの【センセイ】【グル】たち。
自称・スピリチュアル・リーダー。さとりマスター。覚醒者。(←プッ)。




思わずYESと言ってしまう自分―NOと言う勇気が、あなたの心を軽くする
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【旧楽天ブログの過去記事】 
「人に好かれたいという病気は、現代のペスト(黒死病)】
http://plaza.rakuten.co.jp/backtotheessence/diary/201310030000/


一方、キャロライン・メイスは自分が嫌われようが、叩かれようが、びくともしません。
いつも「オレ様流」ならぬ「アタクシ流」を貫き通します。
(実際、サティヤ・サイババへの帰依や、神秘体験を公にした時から相当叩かれ続けています。)



「自分の尻拭いは自分でしなさい。
自己憐憫に浸ってる暇なんて無いのです。
さっさと仕事に取り掛かり、
自分の力で満足と自尊心とを勝ちとりなさい。
一段落ついたら、聖なる存在に心からの祈りを捧げなさい。」




こんな調子で。
さすが、カトリックの尼さん達に囲まれて育った、と本人が語るだけのことはありますなぁ。



自分に厳しくする部分、【大いなる力】に委ねる部分。
両者のバランスをいかにして取っっていったら良いのか...。



それは我々一人ひとりが、自分に合ったやり方で、自分なりの結論を導き出していかねばなりません。
どんなグルも、どんな指導者も、代わりに解答してはくれないんですよ。
自分でやらないと。
自分が試行錯誤した上で、絶妙な配合を発見していかないと。




メイス姐さんの話を聞いて気分が爽快になる、元気が出る、ってことは、要するに「もっとそういう要素を自分の生き方に取り入れなさいよ」っていう、見えない世界からのアドバイスなんだろうなー、って思います。



今の自分にとって、キャロライン・メイスは【光のシャドウ】としてもっと研究・観察してみるべき対象、ですかね。
デビー・フォードにとってのマリアン・ウィリアムソンがそうだったように。


【過去記事① 「光のシャドウ(影)...?! 1】
【過去記事② 「光のシャドウ(影)...?! 2】 







上の動画は、こちら↓の製品からの抜粋。ちょっと昔の、まだ声が比較的ハイトーンで早口気味だった頃のキャロライン・メイスです。
最近の彼女はドスのきいた声でゆっくり、重々しくしゃべってますね~。
元・ヘビースモーカーだったせいでしょうか。
喫煙者の外人のおばちゃんって、年取ると独特のハスキーボイスに声変わりする、っていうイメージがあります。


残念ながら、リージョン1(米国)のDVDです。購入の際はご注意ください。



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出版元のSounds True社の直販サイトならば、ダウンロード版というオプションもありますよ。
日本からの購入→お手持ちの機器での再生がうまく行くかどうか、残念ながらアメリカ在住の筆者は試したことがありません。
ご購入される場合は、どうぞ自己責任にてお願いします。
.←..disclaimer...って奴ね。



ちょうど今週はセール期間中だそうで、2枚組DVD分の動画ダウンロードが半額の$10.49とお買い得です。上のEnergy Anatomyや、Why People Don't Healなどの代表作も、ダウンロード版に限り今なら50%OFF!
(ちなみに筆者はSounds Trueの回し者でもないし、アフィリエイトでもありません~。)


©Caroline Myss/ myss.com

(忘れないで。元型archetypeの視点から物を見ようとする者は、
まず、事実に真正面から向き合わねばなりません。
たとえそれが今、どれほど不快な事実であったとしても。
キャロライン・メイス )

2015/04/30

「神様はサンタクロースではありません」~ キャロライン・メイスの【祈り】

ここのところ、車の中で聴くのはもっぱらキャロライン・メイスのCD(オーディオブック)です。


Spiritual Madness
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「魂の闇夜」。
それ、どういう状況だかわかる。
実体験で知っている。
今、まさにその真っ只中にある。
苦しい。あるいは、苦しかったことを覚えている。
...そんな人のために作られたCDです。



キャロライン・メイスについては、過去記事のこちらをご参照ください。
http://backtotheessencenow.blogspot.com/2014/10/your-biography-is-your-biology.html 



今日のお題は、彼女ならではの「祈り」観。




(「祈りとは何か?」というオプラ・ウィンフリーの問いに対し、下の記事とほぼ同じ内容の説明をしています。)



人はそれぞれ、自分で見つけた道を辿りながら、神へと至ります。

そうした道を歩む上で、献身(devotion)...我が身を捧げる、という姿勢...を忘れない、というのは大事ですね。


人には祈りが必要です。 
霊の道を実践するには絶対欠かせません。 
ただ、祈りについての「話をする」だけではだめなんですよ。


ワークショップの参加者が、口々にこう言います。 
「祈り方を教えてもらえませんか?」と。 
で、こんな質問も出るんです。 
「何かよく効くお祈り、ありますか?」


そんなのは祈りじゃないでしょう。 
嘆願書ですよ。祈りの顔した、嘆願書。



「手に入りますか?」 
「聞いてくれますか?」 
「守っていただけますか?」 
「私の取り分、どこにあるんですか?」 
「何かの間違いでよその家に紛れ込んでいたりしませんか?」

...その程度のことなら、 
サンタクロースにでも祈っときなさい。
 

真の祈りとは、真実の奥深いところへ踏み込める才能のことです。 
祈りの力で、心を惑わす五感の影響力を断ち切りましょう。 
外界から身を引き、真実によりもたらされるパワーの中に身を置く。 

そうやって人は物質世界から脱け出せるのです。


【原文:Caroline Myss, "God Doesn't Want Your Real Estate"http://www.beliefnet.com/Wellness/2007/04/God-Doesnt-Want-Your-Real-Estate.aspx?p=1 より抜粋。】




上の記事は、こちらの本の出版(2007年3月)直後に発表されたものです。
まだ、読み始めたばかりなんです。
だから、感想はまた後日に、ってことで。
分厚い本で、しかも活字がびっしり詰まっていますからねぇ。いつ終わることやら。




後半で登場する、「神様はサンタクロースではありません」の必殺☆決めゼリフに到達する日が今から楽しみで、楽しみで(笑)。
(水戸黄門の印籠シーンみたいなわくわく感。)
ま、読み急ぐことなく、じっくり噛みしめつつ味わっていきますよ。



Entering the Castle: Finding the Inner Path to God and Your Soul's Purpose
Caroline Myss
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16世紀スペインに生きた神秘思想家・アビラの聖テレジア(テレサ)の主著のひとつ「霊魂の城」を、キャロライン・メイスが彼女独自の切り口で読み解いていきます。
ということで、次の一冊は課題図書として必読。



霊魂の城―神の住い (聖母文庫)
アビラの聖女テレサ 鈴木 宣明
聖母の騎士社
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「聖テレジア?誰?」とピンと来ない方も、このベルニーニによる恍惚の表情をした女性の聖者、といえば、どこかで目にされたことがあるんじゃないでしょうかね。そう、例の
...一部では表情がいささかエロいと評判の... (←こ、この罰当たりめがっ!)
あの方ですよ。





背景となるキリスト教神秘主義については、こちらが参考になりました。
(キリスト教関連の分野でも著作活動をされているカトリック信者の方に教えていただきました。だから、間違いないです。)
新書ですからね。
膨大な領域をこの小著でカバーし尽くせるはずは無いのですが、私のような門外漢には敷居が高くなくって、むしろありがたいです。


エクスタシーの神学: キリスト教神秘主義の扉をひらく (ちくま新書)
菊地 章太
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神様のサンタクロース化。
まったくもって、その通り。
よくぞ言ってくれました。



「あれもください!」
「これも欲しいっす!」
「金も豪邸も高級車も、ガンガン引き寄せ!」
「世界は私が望んだ通りになる!」
「まだまだ、ポジティブビジュアライゼーションが足りない!」
「瞑想しなきゃっ!」
「神様、できるだけ早い時期にお願いします!ASAP(大至急)!!!」



なるほどね。
要するに、精神年齢が「サンタさんにお願いっ♥」の段階で止まっちゃってるんだ。
現代の大人たちって。
かつて、「引き寄せ本」の類にはまったというブラックな過去を持つ自分としては、耳が痛いです。


(Caroline MyssのFacebook投稿写真より拝借。)


成熟することを人生の主要目標としているようなホンモノの大人が、どこを見回しても見つからない。
そんな闇深い社会で育たなければいけない、今の子供たち。
気の毒でなりません。

2014/10/29

「生きざまは身体にあらわれる」(Your biography is your biology.)

キャロライン・メイス(Caroline Myss)が、著書や講演の中でよく使う言葉です。


この方、90年代~現在にかけて活躍中の、「7つのチャクラ」を初めとしたベストセラーを多数執筆している著者なんですね。
直観医療(intuitive medicine)リーディングを専門としています。
近年では、医療からスピリチュアル全般へ、と取り上げる話題がシフトしてきました。



元々カトリックの人なので、取り上げる人物や逸話もキリスト教色が濃厚です。
にもかかわらず、インドの聖者・サティヤ・サイババへの帰依を公言していたり。
一筋縄ではいかない、実に面白いおばさまです。頭も抜群に切れますしね。




(旅行先のスコットランド・フィンドホーン共同体で急病に倒れ、苦しんでいた時のこと。
自分でも訳がわからないまま、「ババ様、ビブーティ(聖灰)を私にください」と祈り続けた彼女の元に、その翌日、"To Caroline Myss"という宛名と共に、小さなフィルムケースに入ったビブーティが届きました。
過去にデンマークで彼女の講義を受けたことのあるファンの男性が、何日も前に投函したものでした。
このフィンドホーンへの旅は全くの私的な休暇だったため、送り主の男性は彼女の居所を知るはずもありませんでした。)

【参考記事】
https://sathyasaibaba.wordpress.com/2008/05/02/caroline-myss-crosses-paths-with-sathya-sai-baba/ 

彼女はCDや書籍の中でも、幾度かこのサイババ神秘体験に触れています。代表的なのは、こちら。(私が持っているのはハードカバー版なのですが、211−212ページにその逸話が登場します。)

チャクラで生きる -魂の新たなレベルへの第一歩- (サンマーク文庫)
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(タイトルが与えるインパクトに関しては、原題の勝ち!)


今朝聴いていたCDに面白いフレーズがあったので、メモっておこうと思いまして。


Personal Healing
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Caroline Myss
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ロンドン中心部にある王宮・セント・ジェームズ宮殿での記念講演会より。
聴衆の中にはチャールズ皇太子もいます。CDの最後で、数分間だけ〆の挨拶をしているのが収録されていますが...まぁ、これは要らなかったかな。
ただでさえメイスおばさんの話、ほんのちょびっとしか入っていないんだもの。


「私たちから力を奪うものではなく、
私たちを力付けてくれるものを
選ぶようにしましょう。
そうすれば万事うまくいきます。


今、その正体がよくわからなくても
構いません。


というのも、どうやら、神様というのは、
なぜ(Why?)】あなたがそれを選ぶのか、という
ことの方がより気になるらしいんですね。
意外でしょうけど。


【なぜ (Why?)】選ぶのか。
そちらが大事なんです。【何(What?)】ではないんです。



Choosing something that empowers you is always better than something that disempowers you,
even if you don't know what you're choosing.
Because, believe it or not, what is probably true is that Heaven cares more about WHY you make the choice that you do, rather than WHAT you choose.


(Caroline Myss,"Personal Healing" <Audio CD>, Sounds True, 2003.
訳文は黒犬べーやんによる。)




7つのチャクラ (サンマーク文庫)
キャロライン・メイス
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(*Myssで「メイス」なんて、読めませんよ、普通...。ポーランド系の苗字だそうですが。
ファーストネームの方にしても、CDのナレーション等では、「キャロリン」の音に近いです。Amazon.comの読者レビュー欄などでアメリカ人による文章を読むと、"Carolyn"とスペリングをミスっている人が多いことからも、発音はキャロラ・イ・ンではなく、キャロリ・ンと読むのが正しいのでしょう。
一応、ここは翻訳本での表記&慣用に従い、「キャロライン・メイス」で統一しときます。)



きっかけは、8月の終わり頃、偶然地元の図書館で見つけた、彼女のオーディオブック(CD)でした。それがこちら。



Caroline Myss' Essential Guide for Healers
Caroline Myss
Sounds True
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ヒーラーでも、ヒーラー修行中でもない、ただの野次馬素人である私なんぞが借りていいのかいな、と迷ったのですが、聞いてみたら内容はいたってまともでした。


自分に自信の持てない「ヒーラー(癒し手)願望の強い人たち」。
そして、既に「ヒーラーになってしまった」人たち。
こういう人には往々にして、真の自尊心というものが欠けている。
真の自尊心を築き上げていない人がヒーリング業界に入ると、クライアントさんを「上から目線」で見てしまいがち。「私が、この手で治すんですよ(ドヤ顔)!」的な誤った傲慢さを身に着けてしまう恐れがある。
これでは、癒しどころか、クライアントさんにとっては害となるばかり。
癒しというものは、ヒーラーの力を超えたところで起こるもの。
それを忘れてはならない。


また、ヒーリングを生業とする者には、常に自分を謙虚に見つめなおすこと、自らのダークサイド(=影/シャドウ)の問題に取り組む覚悟とが要求される。
そんなことすらできない人に、癒しのプロを目指す資格は無い。
プロ失格である。


...といった話が、4枚組CDで熱っぽく語られていました。



「ヒーリング」をテーマとしているにもかかわらず、彼女自身の語気は荒っぽいし、話がヒートアップしてくるにつれて「マッサージの施療室に置いてある、あのチョロチョロと流れてくるミニ噴水の音。あれ、トイレの水漏れと一体どこが違うっていうのよ!!!」とか何とか、もう、言いたい放題。(誰か彼女を止めてくれぃ〜。)
まるで80〜90年代初頭の、ビートたけしの「オールナイトニッポン」や、「北野ファンクラブ」で繰り広げられたような、毒舌トークのノリなんですよ。
(実は私もあの人工的なチョロチョロ水の音には、うーん、ちょっと...と、日頃から複雑なものを感じていたので、これには大爆笑でした。)



そっ。
普段は落ち着いた顔して猫かぶって(←失礼)いるけど、一度火が点き始めるとどっちに飛んでいくのか全く予測がつかない。
そのような、ネズミ花火みたいな人っていうのが、このキャロライン(キャロリン)・メイスの基本イメージ、でしょう。
(はい。私、この彼女の野性味あふれる危なっかしさ、結構楽しんでいますよ。)



アメリカ人でも、"Caroline Myss...Either love her or hate her."なんて書く人が少なくないことから、好き・嫌いがハッキリと分かれる著者(話者)です。
「ヒーリング」「ヒーラー」なんてタイトルに「優しさ~♪」「安らぎ~♪」なんて甘い雰囲気を期待してCDを再生したら、パンチ効き過ぎ、彼女の激辛ド突き説教の連続に怖くて泣いちゃった、っていう方、たくさんいそうです。Amazon.comでの評価があまり高く無いところを見ると。
個人的には文句無しに★★★★★(五つ星)をあげたいところです。
今、この時点で自分に必要なメッセージが目白押しでしたから。良薬は口に苦し、を地でいくような話でした。
まぁ、性格的な相性というものもありますし...お世辞にも万人向き、とは言えないかも。



サンマーク文庫の流麗なる日本語訳からは、決して浮かんでこないと思いますよ、この彼女の鬼軍曹&怖いおばちゃんキャラ...。
こちらは、彼女が司会を務めるラジオに寄せられた電話相談の様子です。



(クスリが止められない「ヒモ」的な男性との今後について相談した質問者に対し、キャロライン姐さん、「そんな男、追い出しなさいっ!出てけー!って言うの。『あんたに利用されるのはもうたくさんだ!』って言ってやんなさいっ!!! 憐れみと愛とは別物なのよっ!!!」と、力強くバッサリ。
某・細○のおばちゃん級の力技・説教トークですね。圧巻。)



「7つのチャクラ」を読んだ時の印象から、もっと学者系スノッブ(=背伸びしぃ~&知ったかのイヤミィ。)で、石頭の修道女っぽい人かなぁ、と思っていたら、全然違ってました。これにはびっくり。
まぁね、本っていうのは、出版にこぎつけるまでに編集者やその他大勢の人の手が入るもの。(版元が大手出版社だと、なおさらそうでしょう。)
汚れも、傷も、きちっと修正された上で磨きをかけられ、ピカピカの姿で出てくる「工業製品」みたいなものです。
書いた人のキャラクターが100%反映されるか、っていうと、そんなことはない。あまりにもぶっ飛び過ぎたところは少しトーンダウンさせて、万人に口当たりが良いよう、上手に加工されますからね。


一方、TV・ラジオやCD(オーディオブック)など、「しゃべり」媒体におけるキャロライン・メイスの印象は、全然違います。
はるかに荒削りで、血の気が多くって、辛口ジョークも連発。
全然「作ってない」「飾ってない」んですよ。聞いててハラハラさせられる時、あります。もう、欠点も何もかも全て無修整でポンポン出しちゃうから(細かく自己検閲なんてマメなことはしない)、CD聞きながら爆笑することもしばしばです。



話の持って行き方も、「ちょ、ちょっとそれ、強引じゃないすかー?」ってこと、結構多いです。(←この、強引さっていうのは彼女の本にも共通して見られる傾向。時々、眉にツバ付けたくなる部分、出てきます。)
かと思うと、ある時突然、じゎゎーんと心に響くような深~い話を、ポロッと吐き出したりする。
ガンガン、ホロリ。
この落差がたまらなく面白いです。



私にとっては、この「ガンガン!&ホロリ。」のメイス話法、つまり、毒舌&暴走発言の合間に、ふっと「デリケートで純粋な、本音発言。」を忍ばせるというテクニック、やはりビートたけしさんとかぶるなぁ、って感じがしますね。
ま、「崇拝」したい...とは思わないですよね。好きだけど、でも、崇拝はしない。
こういう強烈な個性の方々は、公(パブリック)な場でのお姿を遠巻きに見て「ほーんと、面白いこと言ってるよなぁ〜。」と、単なる「ファン」という立場でひたすら感心だけしているのが私自身にとってはベストの距離感、という気がします。
私生活でもどっぷりお友達になる...
う〜ん。別にそこまでしなくても、いい、かな。



(ふと思いついたのですが...。
急激に発展を遂げる新興宗教の教祖とか、企業経営者には、この手の強烈なエネルギーの持ち主、多いような気がします。
「ちょっと強引なところもあるけど、勢いがあって、大勢の人を惹きつけて前進&勢力拡大できるパワーの持ち主。でも、静かにじっくりその姿を観察する人には、雑なところや詰めの甘いところもチラホラ見え隠れしたりする。」
...という感じの人。
いますでしょ?そういうパワフルそのものなお方。あなたの身の回りにも一人や二人ぐらい、いませんか。)



そういえば、たけしさんも昔、こんな映画作ってたんですねぇ。
見たことないのですが。(な、なんて濃ゆい俳優陣なのだろう...。さすがです。玉置浩二と岸辺一徳の両氏をぶつけるなんて!)



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実は、キャロライン(キャロリン)・メイスに接したのは今回が初めてではありません。
数年前、「チャクラ」に興味を持ち始めた時に、上に掲げた「7つのチャクラ」の英語版を入手しました。
最初から最後まできちんと読破したことは、しました。一応。



ただ...
本を読み進むにつれて、その論理の進め方がどうも強引過ぎるような気がしたんですね。で、イライラしてきた。
「インドから来たチャクラ、キリスト教のサクラメント、ユダヤ教(カバラ)の『生命の木』...そんなに都合良く、全てがぴたっと対応するんかいな!? ホンマかいな!?」...って思いました。
で、これ以上読む意味無し!と判断し、ゴミ箱送りの刑と相成った次第。
彼女の本など、もう二度と手に取ることはないだろう、と、その時は思ったのですが...。



なのになのに、それなのに。
「男はつらいよ」のフーテンの寅さんがある日突然、脈絡も無く故郷の葛飾区柴又に帰ってくるように、なぜかは知らねど上の「Essential Guide for Healers」のCD4枚組はいつの間にか私の縄張り内に入ってきてしまいました。
これをきっかけに、キャロライン・メイスの他の著作物も我が家に次々と入り込み(主に図書館から♪)、現に私のPC周辺を占拠してるんですよね〜(苦笑)。カーステレオでもヘビーローテーションで毎日かかってます。聞いてます。実に面白いです。




冒頭に引用した言葉に無理矢理話を戻しますと、


【なぜ?(WHY?】私は今、突然キャロライン・メイスを読み始めているのだろう。


それに対する答えは、きわめて単純・明快です。
この記事のタイトルに選んだ彼女の決まり文句:


Your biography is your biology.

(あなたの伝記はあなたの生物学である...
意訳して

「あなたの生きざまは、
あなたの身体にあらわれる」 


と、してみましたが。)

この一言に


ガツーン!


と、一発、やられちゃったんですよ。
惚れちゃったんです。
運命的な出会いを感じてしまったんです。←オイオイ...大丈夫なのか、脳味噌!?(苦笑)



だって、この"Your biography is your biology."って言葉。
ちょっとすごくありません?


《...文系(伝記) 
と 理系(生物学) が
クロスオーバーするところ 
= 人間の心と身体

という意味が込められているんですよね?



深い。
深すぎる。
これが面白い話にならないわけがないじゃないですか。
右脳ばかりが肥大化し、数字や、論の組み立てなどが苦手な文系人間の私なんぞは、このように思うんですけどねぇ。
皆様はどう思われます?


ゆるゆる、ぼちぼち〜というペースで10年以上ヨガを続けている者としては、この辺りの心身相関論というのは非常に興味をそそられる分野なんですね。
時間があったら、もっとその辺を学びたい...と、ちょうど思い始めていた頃でした。


いや〜、数年前、「7つのチャクラ」ではなく、こっちの本を最初に読んでおけば良かったなぁ。
ハーバード大卒の著名な神経外科医・ノーム(ノーマン)・シーリーとの共著だけあって、怪しげな話は最低限に抑えられた上、各症例の記述も実にしっかりしています。読み応え抜群の、素晴らしい一冊です。


(著者名が「ミス」てなっていますけど、これ、間違いなくキャロライン・メイスですよ〜。訳書が出た95年当時は、YouTubeも、ポッドキャストも、まだこの世に無かったからして、翻訳者の方も発音を確かめようがなかったのでしょうね。)


健康の創造―心と体をよい関係にするために
C.ノーマン シーリー キャロライン・M. ミス
中央アート出版社
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日本語版で持っておきたい方、絶版となって久しい本ですので、早めに入手されることをオススメします。
医学英語に詳しい方ならともかく、我々一般の素人にとって、病気の名前や臓器の名前は、やはり日本語(漢字表記)がわかりやすいですからね〜。



ちなみに、原著はこちらです。Amazon Kindle StoreやiTunesストアなどでも電子書籍版が好評発売中。(辞書機能が組み込まれている電子書籍って、洋書を読む人にこそオススメしたいですよね。一度使ったらやみつきになります。)