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2016/02/27

「あなたは特別」というハニートラップ 〜加藤諦三先生、またまた出番です!〜【後編】

【前編】からお読みください。〜



さて、本題に戻って。
ふにゃふにゃと頼りない自尊心に喝!入れて、シャキッとさせて、頑丈になるまで育てていきたい。
今日はですね、そんなあなたに一押しの一冊が...


あります。(キリッ!)


自分を嫌うな (知的生きかた文庫)
加藤 諦三
三笠書房
売り上げランキング: 18,029



タイトルが全てを物語ります。



以前から何度もご著書を紹介してきました、ラジオ番組のテレフォン人生相談でおなじみ、早稲田大学名誉教授・加藤諦三(かとう・たいぞう)先生。
つい最近、ようやくこの「自分を嫌うな」を手に入れました。
(行きつけの書店に注文するのがちょっと恥ずかしかったため、年末の帰国時に日本で購入...。)



いつにも増して核心をズバッと突いたキレのある言葉の連続に、「ひょっとしたらこれは先生の最高傑作なんじゃ...?」との確信は深まるばかり。
自分の過去を言い当てられたことに気付いた瞬間、息を呑み、しばし放心状態に陥る...ということも幾度と無くありました。
超・濃厚味の集中セラピーを終えて出てきたような、不思議な読後感を体験させていただきました。



前にも書いたことですが、加藤先生の本は私とは相性が良いようで、読み終えた後に他のセラピー系、心理学系の著者による本では味わえないような、特別な充実感が残るんですよ。
これ、いわゆる「カタルシス効果」ってやつですね。ずっと言いたかったけれど、言葉にするのがはばかられてしまいこんでいた心のモヤモヤを、先生が鮮やかにメッタ斬りにしてくれた、という。
いや〜、スッキリした!


まぁ、Amazonのレビュー等から見るに、加藤先生の本には熱烈な賛同者もいる一方で、どうしてもダメ、生理的に受け付けない、という方も大勢いるようです。
体質に合わせて処方しないと全然効き目が出ない漢方薬みたいなもので、合わない方にはからっきし合わない。
苦くて不快っていう後味が残るだけ。



まず、加藤先生の場合、お父様との長年の葛藤から来る恨み節(←失礼。)のようなネガティブ感情が全ての著書において通奏低音のように流れていますので、


「親と仲良し。親、大好き。」


という方には、全く合わないと思います。
悪いけど、他を当たってください。


それから、


「人間不信」

「孤立無援」

という言葉を聞いても、全くピンと来ない人。平静でいられる人。
あるいは、それがどういう状況を指しているのか、体験したことが無いからわからない、という人。








こちらも、他へどうぞ。
「何でこんなに物の見方が暗いの〜?ひねくれてるの〜?」と、不愉快になるだけですから。


あと、


「今に見ていろ俺(私)だって」


と、ついひとりごちてしまいたくなるような、ドロドロした劣等感を生まれてこの方抱いた記憶が無い、という(ある意味しあわせな)人。


んー、こちらも他所へ行かれた方が良いかと存じます。
無理して読まずに、他にもっと共鳴できる著者に直行するのが無難でしょうね。
その方が時間もお金も有効に使えますし。



加藤諦三ワールドって、ある意味、ダークでディープでグロくてじめっとしていますよね。
昭和時代(特に戦後)が作り出してしまった闇の部分を多分に引きずっているような、そんな世界が展開されていると思います。
(無理もありません。本文中、具体例に登場する人物の大半が昭和、特に戦後の高度成長期に現役だった人々ですしね。平成生まれの若い世代なんて、ほとんど出てきませんから。出てきても、せいぜい端役・脇役止まりでしょう。)



戦後復興、その後の高度経済成長に飲み込まれ、金・金・金...の拝金主義に毒されてしまい、「人間として何が一番大切なのか」を考えないまま、もしくは考えることを上の世代や時代から禁じられたまま、ここまで来てしまった人達。そして、その歪みをもろに食らってしまった、その子供達。
昭和の負の遺産を背負った彼らがいかに病んでしまったか、どうしたらその病を克服し、少しでも生きづらさを解消して、自分なりの幸せを作っていけるか。
加藤諦三さんのお仕事は、そうした


【昭和ネガティブからの解放】



というテーマでひとくくりにできるのではないかな、と、私は考えています



ですから、読む側にもある程度の【昭和ネガティブ】に関する予備知識が必要となってきますよね。
内部に同質の、あるいは類似の、呼応する【昭和ネガティブ】な部分がある程度存在しないと、感情移入なんて
無理。
で、感情移入できなければ、「あっ、そうか!」と腑に落ちて、スッキリした〜!と満足することもないわけで。



「辛いけど、これは壁をぶち破るためにはどうしても読んでおかねばならない」という気持ちがこれっぽっちも湧かず、「ただただ読むのが苦痛」としか感じられないのであれば、きっと加藤先生とはご縁が無かったんですよ。
あなたがおかしいのでもなければ、加藤先生が悪いわけでもない。
とっとと他を当たりましょう。




2016年度・今年読んで良かった本ベスト3入りは間違い無し、と早くも確信しているこの、「自分を嫌うな」。
赤線引っ張ったところが多過ぎて、もう数えるのも面倒なくらいなのですが、せっかくですので少しだけ引用しときましょう。
まずは、先のHONYに登場した、妻子に見捨てられてしまった中年男性に真っ先に聞かせてあげたい、この言葉。
自己評価・自尊心の問題に悩む全ての方に贈ります。


心の底で自己評価の低い人間は、自分にすりよってくる人間、自分に迎合してくる人間を望む。 
ところが、自己評価の高い自由な人間は、自分にすりよってくる人間を拒否する。(p.188)


確かに、男性側に「この程度なら」という認識の甘さがあったのは事実でしょう。それはご本人もよくわかっているようです。
でも、結婚20数年、子供が5人、なんて家庭の、いい年したお父さんに目をつけ、「あなたって特別」なんて甘い言葉や態度をちらつかせながら不倫関係を結んだ女性も女性、じゃありません?
まぁ、どっちもどっち...なんでしょうね。
片方だけが全面的に悪い、とは言えないはずです。



浮気に走る直前、この男性は(たとえ外からははどのように見えていようと)長年連れ添った妻との関係がうまく行っていなかったようですね。
その結果、男として、夫として愛されているという自信を失いかけていました。
自分に魅力が無いのだろうか、なんて気にしていたかもしれません。



不倫相手の女性から好意を示されたのは、そのような危うい時期だったみたいです。だからこそ、「よし!自分もまだ捨てたもんじゃないぞ!(歓喜!!!)」と、すっかりのぼせ上がってしまったんですね。
で、軽い遊びのつもりが、抜け出すタイミングを失して、ズブズブと深みにはまってしまったのでしょう。



仮に、この男性が奥さんとラブラブで、責任ある夫・父としてのプライドをしっかり持っていて、「自己評価の高い自由な人間」として地に足のついた生き方をしていたならば、
「おや、何だろう、この女。俺に気があるのかな。まぁ、嬉しくないわけではないが、でも、面倒なことになるのだけはごめんだ。うまくやり過ごすとしよう。」
...こんな感じで冷静に対処していれば、家庭崩壊という悲劇だけは避けられた...かもしれません。



次は、加藤先生の十八番的テーマですね。
「毒親」を持つ人特有の「生きづらさ」、その理由が述べられています。


「仕事における自己に対する高すぎる要求水準であろうと、人間関係に対する高すぎる要求水準であろうと、なぜそんなにまで高い要求水準が出てきたのか。
それはいうまでもなく親の高すぎる要求を内面化したからである。」(p.86)


親、特に加藤先生の言う「我執の人」タイプの親(支配過剰で、子供に自分の理想をゴリ押ししてくるような親。)との間がしっくり行かなかった、もしくは今なおしっくり行っていない、と感じている方。
そんな方でしたら、この「高すぎる要求水準」について説明は不要でしょう。



職場やママ社会など、人付き合いで、「今まで愛想良くしていた人が突然牙をむきだした」という経験したことありませんか?
どうやら、その原因は相手の「甘え」にあるようです。


「甘えた人間と、甘えていない人間が接触した時、傷つくのは必ず、甘えていないほうの人間である。 
(...)甘えた者は、他人に自分の受け入れを際限なく求める。そして、自己が受け入れられないと感じた時は周囲に攻撃性を示す。 
(...)結局、甘えた大人とつきあえるのは、甘えた大人だけである。」(pp. 146-147)

一見、きちんとした所のきれいな奥様風って感じの女性たちが、作り笑顔を浮かべながら褒め殺しの応酬をやっているところに出くわしたことってありません?



あれ、要するに「私もあんたのことをこれだけほめてやってるんだから、あんたも同じ分だけ返しなさいよ」と、他人からの賞賛が無いと生きていけない、甘えタラタラ人間が複数人揃うと必ず起こる、壮絶バトルなんですね。おぉ、こわ...。
で、とある筋から「あの人、陰で悪口言ってましたよ」なんて伝え聞こうものなら、そりゃ〜もう大変。
戦闘開始まではあっという間です。



といった具合に、文庫本一冊の中にいろいろなヒントが詰まっていて、読み応え十分です。



前にも貼り付けた動画ですが、復習用にもう一回載せておきます。




加藤先生のメッセージ、ざっとまとめるとこんな感じですかね。


幸せになりたいならば、自分を嫌いにならないこと。
一気に「好き」の段階に行かなくてもいいのです。
とりあえずは「嫌いにならない」という目標を設定し、それを一生涯キープしていきましょう。



じゃぁ、自分を嫌わないようにするためには、どうすればよいのでしょうか。
まずは、おのれの弱点から目を背けず、拒否せず、今ある姿のままに認め、受け入れる。
そうすれば、今まで気付かずに見過ごしていた長所や美点も自然と認められるようになっていきます。


周りの人々にあたたかく受け入れてもらいたい。
だったら、同じように自らの欠点も、美点も全て引っくるめて受け入れるのです。
自分の欠点を受け入れていない人が、人の欠点に寛容になれるはずがないでしょう。
同様に、自分の美点が見えない人は、他人の美点も見えません。


まずは、「自分を嫌うな」から始めましょう。




最後に。
この本のタイトル「自分を嫌うな」が目に入った瞬間、心の奥底がチクリと痛んだ、そこのあなた。
あなたはきっと、傷つきやすいけれど、人の痛みや苦しみがわかる人ではないでしょうか。
本当は「やさしい人として生きたい」と願っていますよね?
だったら、さっきあなたが感じた痛み、どうか「なかったこと」にだけはしないでください。



どうかあなた自身にもそのやさしさを向けてあげてください。



無視したからと言って、傷ついた部分は自然消滅なんてしないんです。
痛みがあるのなら、きちんと向き合って、対話して、その正体を明るみにしていかないと。
さもないと、どんどん肥大化し、醜い姿へと変わり、都合の悪い時に戻ってきては存在をうるさく主張し始めるようになりますよ。



そうなる前に、どうにかしたいものですね。

「あなたは特別」というハニートラップ 〜加藤諦三先生、またまた出番です!〜【前編】

Facebook上に、"Humans of New York(略称・HONY)"という、多くの人々に愛されているページがあります。
ご存知の方も多いのではないでしょうか。

https://www.facebook.com/humansofnewyork/?fref=ts


【公式HP】http://www.humansofnewyork.com/

【フェイスブック非公式日本語ページ】
※英語版投稿の一部を抜粋して、有志の方々が翻訳されているようです。※
https://www.facebook.com/HONYinJapanese/


若手カメラマンのブランドン・スタントンさんが2010年から撮り続けている、大都会・ニューヨークの今を生きるごく普通の、名もない一般市民のスナップ写真。


被写体となった人々が語った生の言葉を写真に添えて、毎日Facebook上に数枚ずつアップしていく、という形式がじわじわと反響を呼び、今では一日につき軽く数万もの「いいね!(Like it!)」評価を獲得する程の人気ページとなっています。





ブランドンさん、こんな風にニューヨークの街を歩き回って、被写体に直接アプローチし、色々とおしゃべりしながら写真を撮らせてもらっているんですね。
どんな相手に対しても同じ目の高さからまっすぐに、誠意を込めて語りかける。
そんな彼だからこそ、被写体となった人も思わず心を開いて、ポロッと本音発言を漏らしてしまう、のかもしれません。


既に書籍化もされていますよ。
こちらが2013年発売の、最初の写真集。

Humans of New York
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昨年秋に出た2冊目の写真集では、被写体となった人々の語るライフストーリーが主役を務めました。


Humans of New York: Stories
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そして、待望のお子ちゃまニューヨーカー特集。小さなおしゃれさんの笑顔がたくさん詰まっているはずですよ。


Little Humans (English Edition)
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Macmillan (2016-02-25)




こちらの記事(日本語)でもHONYの略歴がわかりやすく紹介されていました。


Global Voices日本語版 2014/10/10掲載
【スナップ写真で街の住人を紹介。世界を身近に感じられる「ヒューマンズ・オブ・ニューヨーク」シリーズ】



HONYをチェックするようになってから約1年半。
印象に残ったエピソードや人物を挙げればきりがないのですが、つい数日前に掲載された(※英語版Facebookページのみ)、とある寂しげな表情をした中年男性の言葉、そしてそれに寄せられた読者からのコメントは私自身の課題とも重なる部分が多かったため、特に心を打つものがありました。
というわけで、自己流で日本語訳を付けてみましたよ。



男性の写真はこちらでご覧ください。HONY公式HP中の該当ページに飛びます。

http://www.humansofnewyork.com/post/139737397206/i-was-married-for-25-years-and-had-five-children

(どうも、元米国大統領で、ヒラリーさんの旦那さんのあの方に雰囲気が似ている気がするのは、話の内容が内容だから...でしょうか?)


「結婚は25年続いたよ。で、子供が5人。それなのに、僕の方で心にちょっとした誤作動が生じて、人生がめちゃくちゃになってしまった。浮気したんだ。いわゆる情事、ってやつさ。 


『あなたはすごい人。』 
誰かにそう認めてもらいたかった。


その気持ちが抑えきれなくなってしまったんだな。

女房に落ち度は無かった。離婚した今でも、無いさ。まぁ、夫婦なんて、結婚して25年も過ぎれば、マンネリ化するものだからね。 


ちょうどそんな時、別の女が近付いて来て『あなたは特別だ。』なんて言って、ちやほやしてくれたら...そりゃもう、猫にマタタビ、となるよ。いくらでも欲しくなる。で、『じゃあ、そのうち昼飯でも一緒に。』なんて調子で話が進んで...と。

だけど、結局のところ、自分は自分でしかない。 


他の人がどのように思わせてくれようが、自分は何一つ変わりはしなかった。 
一時限りの感情、それだけさ。本気で追いかけたりして、我ながら愚かだったと思うよ。」

(原文)
“I was married for 25 years and had five children, but I allowed myself to make decisions based on emotional glitches. I had affairs. But they were affairs of the heart. I think I had a hunger to see myself as a great man in someone else’s eyes. My wife was a fine person, and she still is, but after 25 years of marriage things become settled. And when somebody else comes along and makes you feel like something special—it’s like catnip. You want more of it. You want to say: ‘Let’s get lunch sometime.’ But in the end, you are what you are no matter how somebody makes you feel. It’s just a feeling. And I wish I hadn’t chased it.”






この男性の写真には、今日の時点(2016年2月27日現在)で4000近いコメントが寄せられているのですが、その中で特に多くの賛同者を得ているのが、Alan D.さんという男性の方による、次の言葉です。
私も思わず、「いいね!(Like it!)」ボタンをクリックしてしまいましたよ。



「浮気した奴が悪い、と、この男性一人を責めるのは簡単だ。 だけど、この話は、なぜ人間が浮気に走るのか、という問題を心理学的に実にまっとうな形で説明してくれているように僕は思う。  

人は『自分は特別』と感じさせてもらいたいがために、つい、浮気へと逃げてしまうことがあるんだ。

実際、彼自身、認めてるじゃないか。『つかの間の、ニセモノの恋』でしかなかった、ってことを。

気付くのが遅すぎたよね。奥さんが彼の元を去ったのは無理も無いと思う。でも、この一件から得られたことだってあっただろうし、彼の今後の成長にとっても良かったんじゃないかな。」

(原文)
You know, it's easy to just condemn this guy for cheating on his wife, but I think this provides a very valid psychology for why people sometimes have affairs. It's about feeling special, and he admits that it was ephemeral and false. It was too late, and his wife should have left him, but there's merit to the story and to his evolution.

ここでは、「浮気」「婚外恋愛」「不倫」を道徳的にどうのこうのと語ることは致しませんよ。
ただ、「どんな人間関係であっても、嘘とごまかしが混入されるのは嫌ですよね。」とだけ申し上げるにとどめておきましょう。


奥さんに去られてしまった中年男性の言う通り、そして、コメント主のAlanさんの言う通り、


「あなたって特別な人なの」
「君は他の人と違うね。特別な存在だ。」


と言われて、グラっと来てしまう人は、確かにいますよね。
性別に関係なく。
...この手のおだて文句に弱くて、実際に誰かに言われたら、コロリと一発で参りそうだ、という方。
お客様の中にいらっしゃいますかー?


(ハイ!ココニ約1名、オリマス!!!)


あれまぁ〜、危ない、危ない。
外の空気に当たってちょっと頭、冷やしてきた方がいいですね。
どうも、「あなたは特別」という言葉には媚薬のような、人の判断能力を狂わせる作用があるみたいです。



他人にわざわざ「特別」扱いしてもらわなきゃいけないほど、脆弱で、ふにゃふにゃな自尊心。
(自尊心とは、特にこれといった根拠が見つからなくても、「うん、私はこれでいいんだ!」と、胸張って断言できるたくましい心...と、私は解釈しています)



これ、実に大きな問題でしてね。
何の対策も講じないまま、フニャフニャと頼りない状態のままに放っておいては、いざという時にとんでもないことになります。
この写真の男性が体験したように。
覆水盆に返らず。壊れてしまってから悔やんでも、遅いんです。



恋愛関係に限った話ではありません。周りをぐるっと見渡せば、ここかしこに「あなたは特別」の甘い誘惑が仕込まれていますよね。
例えば、
「あなたたちライトワーカー(Lightworker)が地球の未来を救うのです...云々」
といった、いかにもニューエイジ/スピリチュアル女子受けしそうな文章だって、要は「あなたたちは選ばれた人です。」という説を何とかして信じ込ませたい、という発信者側の意図が反映されているんですよ。
その他大勢と差別化し、ワンランク上へ持ち上げてやるような物言いをすることで、ポワワ〜ンといい気分にしてあげる、という。(で、あわよくば財布の紐もゆるやかに〜♪...ってね。)
「そうよ!私たちには宇宙から特別ミッションが課せられているのよ!!!」と奮い立つ一方で、実は内心「何も知らない、波動の粗い一般ピーポーは哀れよね...フッ。(笑)」とほくそ笑むような人、もし本当にいるとしたら...う〜ん。(...いや、確実に一定数はいると思う。本人たちは認めたくないだろうけどね。)


【後編】へと続きます。

2015/07/17

再度言います。「ママ友」なんて、友じゃない!

昨日、何とも痛ましいニュースを目にしてしまい、暗澹たる気持ちにさせられました。

http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150717-00000004-pseven-soci


栃木県内の、小さな小学校。
お互いの顔も名前も、ほとんど見知っているとあっては、あまり風通しの良くない、濃密すぎる人間ドラマが繰り広げられてきたに違いありません。


昔ながらの【村社会】、という言葉を思い出しました。
個人の生命を犠牲にしても、また、真実を捻じ曲げてでも、村全体の体面と利益とを優先する...という、黒澤明監督の代表作・「七人の侍」が見事に描写している【村社会】。
日本社会の負の側面を体現しているような、そんな病んだ共同体へと変わりつつあったのでしょう。この小学校は。





横暴なボスとその取り巻き達(ボスが怖くて逆らうこともできず、イエスマンになることを選んだ人ばかり。)が幅をきかせる、というのは、健全度の下がってきたコミュニティによく見られる特徴です。
そう、狂信的なカルト教団がまさにそういう構造をしていますよね。


この小学校に通う子供たちの親も、そうした【村社会】カルト教団特有の、病的な支配ー被支配の構図から脱け出せなくなってしまっていたようです。


本件の「ボス」と目されている母親、そしてその取り巻き何人かは、自分自身で処理できないストレスのはけ口として、二人のお母さんをスケープゴート(生け贄のヤギ)へと仕立て上げました。
連日連夜、LINEを使って言葉の暴力・心理的暴力でもって彼女たちを責め続けたそうです。
その、非人間的で卑劣極まりない、大人とは思えないような手口。
怒りを通り越して、寒気すら覚えます。



二人のお母さん達は相次いで自らの命を絶つことを選びました。
その一人の遺体はお子さんが第一発見者だったそうです。



なぜ、子供たちにとっては世界一大切な人であるお母さんが、このような理由で、こんな残酷な形で奪われなければならなかったのか...。
彼女たちを救う方法は無かったのだろうか...。
ご遺族、特に、まだ年端の行かないお子さんたちに与えた衝撃の大きさを想像すると、言葉も出ません。
亡くなったお二人のご冥福を心からお祈りいたします。



記事によると、一連の悲劇は、元々はお子さん達への悪意ある校内暴力行為が発端だったそうです。
(「いじめ」なんて甘っちょろい、事の本質を隠蔽するような平仮名表記。意地でもするもんか。)



今頃、そのお子さん達はどれほど自分自身を責め、傷めつけていることでしょう。
あなた達は全く悪くないんですよ、って、言えるものなら直接言いたい。
あなた達も、お母さん達も、被害者なんだよ、って。
もうこれ以上苦しんじゃいけないんだよ、って。



どうか、二家族のお子さん達が力強く立ち直れますように。
無念さと共にあの世へ旅立ったお母さんたちの分まで精一杯生きて、満足の行く人生を作り上げていって欲しい。
そう願わずにはいられません。



2012年、楽天ブログ時代に「ママ友」に関する記事を書いたことがあります。
今朝、犬の散歩中にふと思い出しました。
今、苦しみの真っ只中にいらっしゃる方が、拙文、それから引用した文を読んでくれて、そこから何かしらのヒントを得てくれたら。
どんなに小さなことからでも構わないので、何らかの行動につなげてくれたら。
そんな祈りを込めながら、リンクをまとめて貼っておきます。


「ママ友」は「友」ではない。毎朝毎晩、十回ずつ唱えましょう。【1】

「ママ友」は「友」ではない。毎朝毎晩、十回ずつ唱えましょう。【2】

「ママ友」は「友」ではない。毎朝毎晩、十回ずつ唱えましょう。【3】

「ママ友」は「友」ではない。毎朝毎晩、十回ずつ唱えましょう。【4】

「ママ友」は「友」ではない。毎朝毎晩、十回ずつ唱えましょう。【5】

「ママ友」は「友」ではない。毎朝毎晩、十回ずつ唱えましょう。【6】


こちらが、記事前半で引用したペニー・ピアースさんの本です。

人生を変える波動の法則
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どうか、ご自分一人で思い詰めないでください。


外側から痛めつけられ、内側からおのれの至らなさを責め続けるというダブルパンチを長期間にわたって受け続けていれば、どんな気丈な人だってもろく、折れやすい状態になります。
崩れないで、立っていられる方がむしろ不思議なぐらいです。



意識できなくても、外からは見えなくても、実は全身傷だらけでボロボロってこと、あるんですから。
毒に満ち満ちた人間関係の中に身を置いているだけで、心も、身体も、たましいも相当のダメージを受けているはずなんですよ。



心が苦しい時。
外部の人に向かって助けを求めるのは、決して恥ずかしいことなどではありません。
本当に大切な人達(家族など)をさらに大きな不幸に遭わせないためにも、我慢なんてしないで、堂々と外に救いを求めてください。


それは、立派な医療行為です。
骨折したら、ちゃんと病院に行って、レントゲン撮ってもらい、ギプスや包帯でこれ以上悪化させないようにしてもらうでしょう?
それと同じことですよ。心にだって適切な手当てが必要です。
前向きに、好意的にとらえていきましょうよ。
健康な心を取り戻すための第一歩だと思って。
一人で溜め込まないでください。



お近くにカウンセリングや心理療法の専門家が見つからないような時は、こうした電話相談を利用するという手だってあります。

一般社団法人 いのちの電話 リンク集

「いのちのクリック」クリックからはじめる自殺予防支援



「苦しい」「助けて」「どうしてこんな目に」...
そんな、嗚咽にも似た断片的な言葉だけでもいいんです。
とにかく、声に出して、誰かに聞いてもらってください。
紙に書きまくって、外に吐き出してください。
心があげている悲鳴を殺さないで。


(もし事情が許すのであれば、一人の専門家に継続して見守ってもらいつつ、心理療法やカウンセリングを受ける、っていうのが理想的ですね。これ、あくまでも個人の見解ですが。
かつての私は意地張ってこの専門家に相談するっていうルートをバイパスしたために、ちょっと遠回りしたような気がします。
電話相談ボランティアの方々のお仕事の価値を軽んずる意図はございませんので、どうかご理解ください。
電話相談の段階を経たら、「継続的な支援」へと移行していくのがいいかな、と、思ったまでです。)



思い切って誰かに話すことで、


「どうやって、今いる状況から逃げ出すか」



という問いへの答えが少しずつ見えてくるかもしれません。
いえ、ぜひとも見つけていただきたいです。


そう。
究極的には、


【逃げる】

【離れる】


しか解決策は無い、と思います。



世の中には、実にいろいろな人がいますよね。
われわれの想像をはるかに超えた、ぶっ飛んだ発想を持ち、一般に受け入れられている常識全てを蹴散らしていくような人も、もちろん、います。



こちらが「友」とみなし、誠意と思いやりをもってアプローチしようとしているにも関わらず、思いやりどころか、逆にとんでもない猛毒を投げ返して来るような輩。
残念ながら、ここかしこに潜んでいるんですよ。
意外と身近な人間関係の中にも。
パッと見だけではわからないのが難しいところです。
あの手の人達は、ごくフツーの顔して、フツーのママ集団に紛れるのが上手ですから。


そういう一癖も、二癖もある人に狙われてしまったにも関わらず、
「ダメだよね、私。こんなんじゃ母親失格。子供のためにも、もう少し頑張らないと...」
と一人悶々として、誰にもSOSを送らない。
これ、よくありません。
せっかく逃げるチャンスがやって来たとしても、気付かない可能性が大になります。
ますますドツボにはまってしまいますよ。



関わるとロクなことにならない、毒蛇のような自称「ママ友」。
ちっ、「友」でも何でもないくせに...。
こういう人には、「いつか変わってくれるかも」なんて絶対に期待しちゃダメです。



【あっ、この人、随分失礼な人だ。 
しかも、こっち目がけて毒吐きかけてくる!】



一旦気付いたら、全速力で毒の及ばないところに逃げるしかないんです。
安全な日々は、待っていてもこちらに来てはくれません。
今までの人生、ずっと毒蛇で通して来た人が、急に改心して「ごめん、もうやらないから。」と謝ってくるなんて、よほどのことでもない限り、まず無い、無い。
ありっこない。
性善説を信奉し、偽りの希望にすがりつくのもほどほどにした方がいいですよ。
冷静になって、目の前にいる人の本性に気付いてください。
その人が実際にやっていることって、果たして尊敬に値すると思います?
口だけならば何だって言えますよ。
行動をしっかりと見てください。


【参考サイト:「さよなら、サイコパス」~Psyhopath Free~」(Peace著)試訳。】 



たとえ一時的に家族がばらばらになったとしても、それは大難を避けるために敢えて小難を引き受けようとするようなもの。
いつかまた一緒に暮らせる日はやって来ます。
必ず。
そのためにも、まずはご自分の精神が崩壊する前に、命の灯火が吹き消される前に、何とかして手を打たないと。
一刻も早く。



今はとにかく闇が深すぎて、何の希望も勇気も湧いてこないかもしれません。



でも、世の中、100%捨てたもんじゃない、と、私は思いますね。
もし、この動画の話が本当に起こったことなのだとすれば...。
脚色を加えていない、正真正銘の実話、と信じたいです。
しょーもない周囲の大人から洗脳されることを拒み、無実の友達と、そのママを守るために正義を貫いた子供たち。





彼らのような若い世代が、少しずつこの社会を変えていってくれるかもしれません。
全ての希望が失われたわけではないのですよね。



「ママ友」。
こんな胡散臭い言葉で表される人間関係、いりません。
もはや「友」なんて甘い言葉でごまかす段階は終わりました。ごまかしたって、その背後にある腐臭までは隠し切れないですもん。


今、私達が話題にしている「ママ友」の社会とは、親と、子と、彼らを取り巻く人々とが、無意識から飛び出した醜い我欲を激しくぶつからせていく、ひとつの


戦場


と考えてよいかと思います。




これまでの人生で、適切に直面し、処理できなかったために闇に葬り去ってしまった怖れ・嫉妬・劣等感。
そうしたネガティブな心的エネルギーの塊が、まさかという場面で、まさかという相手に向かって、いきなり暴発し、相手をノックアウトしてしまう。



もし、自分のダークサイドと向き合う覚悟を持たない人がほぼ毎日、密度の濃い付き合いをする状況に置かれたら、きれいごとばかりじゃ済まないですよ。
最初は感じ良く見せている人だって、そのうち、抑えきれなくなった【魔物】たちを勢い良く解き放ってきますから。



だから「ママ友」なんて、甘ったるい呼称でごまかさない方がいいんですよ。
その集まりの中にどんな人が潜んでいるか、背後にどんな闇を抱えているかなんて、わかりませんからね。
戦場に赴くような覚悟で、完全防備で臨まないと。
激戦地のど真ん中に普段着&丸腰でホイホイ出ていくような真似は誰だってしないでしょう?




戦場でたたかう兵士のように、降りかかる砲火をくぐり抜け、地雷の埋まったエリアを避け、最後には無事生き残り、懐かしい家族の待つ故郷へと戻る。
もちろん、100%無傷ってわけにはいかないかもしれません。なんてったって戦場ですから。
でも、工夫と準備次第では、受けるダメージを最小限に抑えることだって可能です。



どうにかして希望の光を探り当てて、そして生き延びてください。
そして、いつか思いっきり「バンザーイ!」って叫べるように、腹の底から笑えるように、今できることはやってください。
「あの時、逃げてよかった...」
「助けを求めて、よかった...」って、いつか一緒に言えるよう、心をしっかり持ってがんばりましょう!






(最後に、おせっかいを一言。
人間関係で多大なストレスを経験すると、知らず知らずのうちに身体の免疫機能がかなり落ちてしまっています。
そういう時期は、特に感染症や食中毒などに気を付けてください!
私はノロウィルス&帯状疱疹のダブルパンチにやられました...。アリャモウ、コリゴリダヨ...。


睡眠&栄養&運動の三本柱。
心身のバランスが崩れた時期にこそ、しっかり摂ってくださいね。)

2015/05/20

7つの道。7つのチャクラ。 (キャロライン・メイス)

今朝届いた、キャロライン・メイス(Caroline Myss, www.myss.com) からのメッセージ。


「変容は、ある決まった道筋に沿って進んでいくひとつの旅路です。
7つの段階、すなわち私たちが独立した一個の存在として
(同時にひとつの社会、ひとつのグローバルコミュニティとして)
歩んで行く7本の道から構成されます。」


変容における7つの道とは:

☆ 変革 
(内なる【自己】が誕生。)

☆ 退縮 
(感情面の古傷の在り処を突き止め、自分の内なる【自己】がどんな元型archetypeに属するかを探る。 )

☆ 自己愛
(内なる【自己 Self】が治癒 ならびに よりたくましい自己像を求めて試行錯誤する。)

☆ 統合
(内なる【自己】が、過去の古傷や シャドウ -影- に駆られた行動を【自己】の力の正体だと見なす段階を乗り越え、更なる発展を目指す。)

☆ 発展
(内なる【自己】が他者への愛と奉仕を外界に向けて表現しようと試みる。
これ以降、主な関心は【自己 】を超えた領域へと移っていく。)

☆ 覚醒
(内なる【自己 】が、神秘的な意識が存在することを受け入れ始める。)

☆ 宇宙的合一
(内なる【自己】が、純粋なる全体性wholeness・聖性holinessを体験。)




©Caroline Myss/ myss.com


彼女の出世作となったこちらの本↓なら、邦訳が簡単に入手できます。



7つのチャクラ (サンマーク文庫)
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紹介しておきながら何ですが...



やはりキャロライン・メイスの真骨頂は「しゃべり」「ライブ」にあります。
荒削りな豪快おばさん的部分。
そして、聖なる力・神秘的な存在の前にはただ、頭(こうべ)を垂れてひれ伏す、敬虔そのものといった部分。
興味をそそられるさまざまな要素がテンポ良く入れ替わり、多層的な世界を作り上げていくという、キャロライン・メイスならではの話術マジック、残念ながら本のページからはあまり伝わって来ないんですよね。
くそまじめで、小難しい印象だけが残ってしまう。
(画像の中の文章からも、そんな石頭チックな感じ、しますでしょう?)




こちらの"Energy Anatomy"というCDセットは、彼女の作品の中でも最も評価が高い講義録(スタジオ録音)です。残念ながらオーディオ音源のみ。書籍版はありません。
上記の「7つのチャクラ」の内容をさらに噛み砕き、具体的な話(と、笑い)も交えながら、第1チャクラから第7チャクラまで順に解説していきます。



送料かかっても、アメリカのアマゾンから買った方が安いと思います。
(でも、9枚組CDセットで、1枚あたり1000円程度だとしたら、それほど悪くはないお値段かな?
輸入時に関税が課せられることもありますので、荷物を受け取る際にびっくり請求されちゃった、なんて事になっても困りますしね。)




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こちらの商品(デジタルダウンロード)は、


Why People Don't Heal & How They Can
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「7つのチャクラ」と並ぶ代表作


チャクラで生きる -魂の新たなレベルへの第一歩- (サンマーク文庫)
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の元になった講演(テレビ放送用)プラス、インタビューから成ります。
元の本をお持ちの方には、ぜひ「しゃべり」の方にもチャレンジしていただきたいですね。印象、変わりますよ。
ガラッパチ、って言葉がぴったりな人です。



最初の頃は、


「インド人でも、インド哲学の専門家でもないのに、チャクラを語るなんて...」
「東洋のチャクラと、キリスト教、ユダヤ教の用語/概念をくっつけるなんて、そんな無茶な...」


といった具合に、偏見まみれで彼女の本を読んでいた私ですが、徐々に見方も変わってきました。



白人系アメリカ人の、名ヨガ教師。
日本人のアーユルヴェーダ名医。
インド人でありながら、西洋医学の世界で優れた業績を残す医師。




そういう方、世の中にはたくさんいます。
もはや、肌の色や、生まれた国にこだわっている時代でもないのかもしれません。
私たちは、所詮、今、自分たちが目にしている「今生のその人」の姿しかとらえていませんから。
過去生、魂の性質、見えない霊的世界からのサポートといった、【科学や理屈では説明のつかない領域】について、ほとんどの人は何一つ知らないわけです。
目の前の姿だけで、その人の魂全体を判断するのは危ないですね。




確かに、師から弟子、そのまた弟子...と伝えられてきた教えや、その土地固有の文化や伝統は尊重した方がいいのでしょう。
でも、違った素材と伝統とをぶつけることで生まれる物の中にも、価値ある宝はきっと見つかるはずです。




身近なところから具体例を出しましょう。
西海岸の中規模都市郊外にあるうちの地区の学校なんて、ほぼ半数近くがアジア系、つまり、黒い髪の毛の子供たちで占められています。
将来のアメリカを背負って立つ優秀なインド系、中国系といった、移民の子供だらけですよ~。
その子達に言わせりゃ、

「何で親がインド人だからって
アーユルヴェーダにこだわるの?
西洋医学の方がメインストリームじゃないか!」


「中国系だからといって、IT業界で金儲けしちゃダメだなんて、
そんなのおかしいよ!自由に好きなことやらせろよ!」

って事になるのでしょう。
このような環境で暮らしていると、我々の若い頃に植え付けられた人種的ステレオタイプなんて、もう流行らないよなーって結論に、嫌でも辿り着きますよ...。



ちなみに、この前もらった中学校のニュースレター。


「アメリカ史物知りクイズ選手権」U.S. History Bee



の学校代表チームに選出された子供たちの名前、



見事にインド・中国・韓国などのアジア系



で占められていました。
ヲイヲイ。アメリカはどうなってるんだ、一体...。




ってなわけで、


キャロライン・メイス流・霊的世界の東西折衷料理法。
和風明太子スパゲティとか、
カレー味おでんとか、
ラーメンサラダ
みたいなノリで自分の味覚が許す限り、おいしくいただきたいと思います。



それもまた、い~んでないかい?






...と思う、今日この頃。
(要するに、いい加減になりつつあるんだな、自分...。)



自分にしっくり来る。
変な違和感を覚えない。
「こいつ、騙そうとしてるんじゃないか」と、訝る必要を感じない。
(騙ソウト狙ッテイルヒトタチ、アナタノサイフバカリ気ニシテイルヒトタチ、オオイデスカラネー。コノ業界…)



何よりも、キャロライン・メイスからは微塵も【好かれたい病】(disease to please)の気が漂って来ない。
それが実に心地いいんですよ。



実は【好かれたい病】患者って、スピリチュアル/ニューエイジ業界で食っている人に特に多いような気がします。
特に、教える側の方々に。
「去るものは追わず、来るものは拒まず」「聞きたい奴だけ来い」ができず、人気に陰りが見え始めると、「何でもやります、書きます、どこへでも出ます。だから、忘れちゃイヤよ~」と、無節操状態に陥りやすい…ってな感じの【センセイ】【グル】たち。
自称・スピリチュアル・リーダー。さとりマスター。覚醒者。(←プッ)。




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【旧楽天ブログの過去記事】 
「人に好かれたいという病気は、現代のペスト(黒死病)】
http://plaza.rakuten.co.jp/backtotheessence/diary/201310030000/


一方、キャロライン・メイスは自分が嫌われようが、叩かれようが、びくともしません。
いつも「オレ様流」ならぬ「アタクシ流」を貫き通します。
(実際、サティヤ・サイババへの帰依や、神秘体験を公にした時から相当叩かれ続けています。)



「自分の尻拭いは自分でしなさい。
自己憐憫に浸ってる暇なんて無いのです。
さっさと仕事に取り掛かり、
自分の力で満足と自尊心とを勝ちとりなさい。
一段落ついたら、聖なる存在に心からの祈りを捧げなさい。」




こんな調子で。
さすが、カトリックの尼さん達に囲まれて育った、と本人が語るだけのことはありますなぁ。



自分に厳しくする部分、【大いなる力】に委ねる部分。
両者のバランスをいかにして取っっていったら良いのか...。



それは我々一人ひとりが、自分に合ったやり方で、自分なりの結論を導き出していかねばなりません。
どんなグルも、どんな指導者も、代わりに解答してはくれないんですよ。
自分でやらないと。
自分が試行錯誤した上で、絶妙な配合を発見していかないと。




メイス姐さんの話を聞いて気分が爽快になる、元気が出る、ってことは、要するに「もっとそういう要素を自分の生き方に取り入れなさいよ」っていう、見えない世界からのアドバイスなんだろうなー、って思います。



今の自分にとって、キャロライン・メイスは【光のシャドウ】としてもっと研究・観察してみるべき対象、ですかね。
デビー・フォードにとってのマリアン・ウィリアムソンがそうだったように。


【過去記事① 「光のシャドウ(影)...?! 1】
【過去記事② 「光のシャドウ(影)...?! 2】 







上の動画は、こちら↓の製品からの抜粋。ちょっと昔の、まだ声が比較的ハイトーンで早口気味だった頃のキャロライン・メイスです。
最近の彼女はドスのきいた声でゆっくり、重々しくしゃべってますね~。
元・ヘビースモーカーだったせいでしょうか。
喫煙者の外人のおばちゃんって、年取ると独特のハスキーボイスに声変わりする、っていうイメージがあります。


残念ながら、リージョン1(米国)のDVDです。購入の際はご注意ください。



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出版元のSounds True社の直販サイトならば、ダウンロード版というオプションもありますよ。
日本からの購入→お手持ちの機器での再生がうまく行くかどうか、残念ながらアメリカ在住の筆者は試したことがありません。
ご購入される場合は、どうぞ自己責任にてお願いします。
.←..disclaimer...って奴ね。



ちょうど今週はセール期間中だそうで、2枚組DVD分の動画ダウンロードが半額の$10.49とお買い得です。上のEnergy Anatomyや、Why People Don't Healなどの代表作も、ダウンロード版に限り今なら50%OFF!
(ちなみに筆者はSounds Trueの回し者でもないし、アフィリエイトでもありません~。)


©Caroline Myss/ myss.com

(忘れないで。元型archetypeの視点から物を見ようとする者は、
まず、事実に真正面から向き合わねばなりません。
たとえそれが今、どれほど不快な事実であったとしても。
キャロライン・メイス )

2015/04/30

「神様はサンタクロースではありません」~ キャロライン・メイスの【祈り】

ここのところ、車の中で聴くのはもっぱらキャロライン・メイスのCD(オーディオブック)です。


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「魂の闇夜」。
それ、どういう状況だかわかる。
実体験で知っている。
今、まさにその真っ只中にある。
苦しい。あるいは、苦しかったことを覚えている。
...そんな人のために作られたCDです。



キャロライン・メイスについては、過去記事のこちらをご参照ください。
http://backtotheessencenow.blogspot.com/2014/10/your-biography-is-your-biology.html 



今日のお題は、彼女ならではの「祈り」観。




(「祈りとは何か?」というオプラ・ウィンフリーの問いに対し、下の記事とほぼ同じ内容の説明をしています。)



人はそれぞれ、自分で見つけた道を辿りながら、神へと至ります。

そうした道を歩む上で、献身(devotion)...我が身を捧げる、という姿勢...を忘れない、というのは大事ですね。


人には祈りが必要です。 
霊の道を実践するには絶対欠かせません。 
ただ、祈りについての「話をする」だけではだめなんですよ。


ワークショップの参加者が、口々にこう言います。 
「祈り方を教えてもらえませんか?」と。 
で、こんな質問も出るんです。 
「何かよく効くお祈り、ありますか?」


そんなのは祈りじゃないでしょう。 
嘆願書ですよ。祈りの顔した、嘆願書。



「手に入りますか?」 
「聞いてくれますか?」 
「守っていただけますか?」 
「私の取り分、どこにあるんですか?」 
「何かの間違いでよその家に紛れ込んでいたりしませんか?」

...その程度のことなら、 
サンタクロースにでも祈っときなさい。
 

真の祈りとは、真実の奥深いところへ踏み込める才能のことです。 
祈りの力で、心を惑わす五感の影響力を断ち切りましょう。 
外界から身を引き、真実によりもたらされるパワーの中に身を置く。 

そうやって人は物質世界から脱け出せるのです。


【原文:Caroline Myss, "God Doesn't Want Your Real Estate"http://www.beliefnet.com/Wellness/2007/04/God-Doesnt-Want-Your-Real-Estate.aspx?p=1 より抜粋。】




上の記事は、こちらの本の出版(2007年3月)直後に発表されたものです。
まだ、読み始めたばかりなんです。
だから、感想はまた後日に、ってことで。
分厚い本で、しかも活字がびっしり詰まっていますからねぇ。いつ終わることやら。




後半で登場する、「神様はサンタクロースではありません」の必殺☆決めゼリフに到達する日が今から楽しみで、楽しみで(笑)。
(水戸黄門の印籠シーンみたいなわくわく感。)
ま、読み急ぐことなく、じっくり噛みしめつつ味わっていきますよ。



Entering the Castle: Finding the Inner Path to God and Your Soul's Purpose
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16世紀スペインに生きた神秘思想家・アビラの聖テレジア(テレサ)の主著のひとつ「霊魂の城」を、キャロライン・メイスが彼女独自の切り口で読み解いていきます。
ということで、次の一冊は課題図書として必読。



霊魂の城―神の住い (聖母文庫)
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「聖テレジア?誰?」とピンと来ない方も、このベルニーニによる恍惚の表情をした女性の聖者、といえば、どこかで目にされたことがあるんじゃないでしょうかね。そう、例の
...一部では表情がいささかエロいと評判の... (←こ、この罰当たりめがっ!)
あの方ですよ。





背景となるキリスト教神秘主義については、こちらが参考になりました。
(キリスト教関連の分野でも著作活動をされているカトリック信者の方に教えていただきました。だから、間違いないです。)
新書ですからね。
膨大な領域をこの小著でカバーし尽くせるはずは無いのですが、私のような門外漢には敷居が高くなくって、むしろありがたいです。


エクスタシーの神学: キリスト教神秘主義の扉をひらく (ちくま新書)
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神様のサンタクロース化。
まったくもって、その通り。
よくぞ言ってくれました。



「あれもください!」
「これも欲しいっす!」
「金も豪邸も高級車も、ガンガン引き寄せ!」
「世界は私が望んだ通りになる!」
「まだまだ、ポジティブビジュアライゼーションが足りない!」
「瞑想しなきゃっ!」
「神様、できるだけ早い時期にお願いします!ASAP(大至急)!!!」



なるほどね。
要するに、精神年齢が「サンタさんにお願いっ♥」の段階で止まっちゃってるんだ。
現代の大人たちって。
かつて、「引き寄せ本」の類にはまったというブラックな過去を持つ自分としては、耳が痛いです。


(Caroline MyssのFacebook投稿写真より拝借。)


成熟することを人生の主要目標としているようなホンモノの大人が、どこを見回しても見つからない。
そんな闇深い社会で育たなければいけない、今の子供たち。
気の毒でなりません。

2014/12/19

「あぁ、そうなのか!」の大フィーバー。〜 加藤諦三「妬まずにはいられない症候群(シンドローム)」

以前の楽天ブログでも加藤諦三さんの著作は幾度か取り上げたことがあります。


http://plaza.rakuten.co.jp/backtotheessence/diary/201310030000/

http://plaza.rakuten.co.jp/backtotheessence/diary/201309080001/


ささいなことで傷つかない人の人間関係 (だいわ文庫)
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どうも加藤さんと私、エニアグラムで言うところの性格タイプが非常に近い(=構成要素が似通っている。同じタイプか、もしくはお隣タイプ?)ようです。
高圧的な親との葛藤に長年悩まされた上、「人に受け入れてもらいたい」という根深い衝動に振り回されていた、と、繰り返しご著書の中で書いていらっしゃる加藤さん。




(以前の記事でも取り上げたインタビュー音声ですが、何度聞いても(・∀・)イイ!!です。
大竹まことさん、室井佑月さんの等身大・本音発言にも慰められます。)



元々の成分が似ている(感情タイプの3-4辺りでしょう。)上、実の親との折り合いが悪いところも同じとあって、加藤さんが本の中で取り上げるご自身の失敗談は、とても他人事とは思えないんですよね。
「うん、うん。わかる、わかる。ああいう転び方は痛いよね。悔いが残るよね。」と頷きながら、つい、身を乗り出して作者と対話している気分になってしまう...。



一節読んでは、「そうだ、あの時のあの一件...」と、自分の過去と照らし合わせ、改めて振り返らずにはいられない。
だから、右から左へとサラ〜ッと読み流しするなんて、とてもできません。
小さな文庫本であっても、自己流・内観セラピーのセッション一回分に相当するような、重い読後感を残してくれます。


私の場合、自分の闇部分と向かい合う覚悟ができた時、真正面から闘いを挑みたくなった時にこそ、手が伸びますね。加藤諦三さんの本に。
毎日読むにはちょっとヘヴィー過ぎるかもしれません。
心にスタミナがあって、へこたれないだけの自信がある日に読まないと。


決して取っ付きやすくはないです。
人によって合う・合わないはハッキリと分かれるでしょう。
親との関係が良好で、幸福な子供時代を過ごした人には、いまひとつ理解し難い著者かもしれません。
もし「合わない」と感じられたら、無理して読まなくて良い、と思います。


このところ、キャロライン(キャロリン)・メイス Caroline Myssという直観医療能力者(Medical Intuitive:要するに、人の身体の病巣部や問題部分が「見えちゃう」「わかっちゃう」という特技の持ち主。)の著作が面白くて、本・オーディオブックを片っ端から取り寄せて読み(聴き)続けています。詳しい紹介はこちらの過去記事をどうぞ。

「生きざまは身体にあらわれる」(Your biography is your biology.)
http://backtotheessencenow.blogspot.com/2014/10/your-biography-is-your-biology.html

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チャクラで生きる -魂の新たなレベルへの第一歩- (サンマーク文庫)
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彼女が著名な神経外科医・ノーム(ノーマン)・シーリー医師と共に出したCD12枚組のトレーニングコース

The Science of Medical Intuition: Self-Diagnosis and Healing With Your Body's Energy Systems
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の中で、特に強く印象に残った部分がありましてね。
CD1枚目、一番最後の話です。


これからあなたが身につけようとしている
直観能力というのは、
人間ならば誰にでも備わっているもの。
特別なものではありません。

もし、あなたの能力が開花し、
『おぉっ、これ、すごい!
使える!』という段階に到達したとしても、これだけは守って欲しいのです。



絶対に、この能力について

自分からは口を開かないこと。
しっかりと口をつぐんでおくように。


「私ね、こんなすごい能力が出てきたのよ〜!
『見える』ようになったのよ〜!」
なんて聞かされて、
「あらそう、それは何よりね。おめでとう!」
なんて言ってくれる人、いるわけないでしょう?


「私、ちょっとト・ク・ベ・ツ〜♪な力を
手に入れちゃったのよ〜!」
と言うあなたに対し、
「まぁ、それは良かった。もっともっと私よりも
ト・ク・ベ・ツ〜♪な存在になってちょうだいね!」
なんて、一体誰が言うんですか。
そんな反応、他人に期待する方がおかしいでしょう。


また、前回の記事で紹介した「ヒーラーのためのエッセンシャルガイド」(CD・英語)では、こんな言い方もしていました。

Caroline Myss' Essential Guide for Healers
Caroline Myss
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いいですか。
これは神と、あなただけの秘密です。
自分から軽々しく喋ったりしないこと。
ひたすら沈黙の行に徹するのです。

透明人間になる(become invisible)ことです。

要するにこれ、キャロライン(キャロリン)・メイス流の、


【他人の嫉妬心から
自分の一番大事な宝を守りなさい】


というアドバイスだったんですね。
それに気付かせてくれたのが、こちらの加藤諦三さんの文庫本でした。

妬(ねた)まずにはいられない症候群(シンドローム) (PHP文庫)
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こちら↓、お手頃価格のKindle/電子書籍版。


妬(ねた)まずにはいられない症候群(シンドローム)
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嫉妬。
妬み。


つい最近まで、この手の醜い感情に関しては、自分は【発信者サイド】専門の人間、と、信じ込んでいました。
元同級生の誰誰が仕事で活躍している。
○○ちゃんが国立大学での専任講師の仕事が決まった。
☆子が念願の初・翻訳本を出した。
そういうニュースを聞くと、「やったね!良かったね!」と、晴れやかな気持ちになりはする一方で、何も胸張って誇れるものが無い(と、ハナっから決めつけている。)我が身の不甲斐なさが身にしみて、しばし、へこむものです。



この、何とも言えない、夕立でずぶ濡れになってしまった掛け布団のようなイヤ〜な気持ち。
それが、私なりの【嫉妬】【妬み】の表れ方だったんですね。
「ええ、私、あの人のことが羨ましくてたまらないんです。」
この一言をはっきり言語化するのが嫌だったから、「濡れ布団」などという、生理的に不快な“感じ”の姿を借りて意識に上らせるしかなかったのでしょう。



でも、数年前、あまりにもウジウジしてばかりで後ろ向きなおのれの姿にハッと気付きました。
「これじゃいかん!」と、反省。
「あ、濡れ布団がこっちに向かってくる...」と、怪しい雲行きをキャッチしたら、行動パターンを変える。それを習慣付けてみることにしたんですよ。
思い切って新しいことを学び始めてみたり、習い事の教室を変えてみたり...、といった具合に。
おかげで、嫉妬心の御し方はこの数年でかなり上達したように思います。



ところが。



最近、うすうす分かってきました。
「毎日、何とか平穏無事で過ごせているひとならば、どんな人でも他人からの【嫉妬&妬み】の標的になってしまう可能性が、ある。」
余程不幸のどん底に落ち込んでいない限り、他人からの【嫉妬&妬み】から完全に逃れるのは至難の業である...。
ということが。
妬む側の人にとっては、自分以外から発せられる「まぁまぁ。」「ぼちぼち。」といったニュートラルな一言ですら、面白くないのですからね。



そうです。
今、これをお読みのあなたも。
そして、こんな(メタボ&無職中年おばさんの)私でさえも。
ふと漏らした一言がきっかけで、他人からの【嫉妬&妬み】を向けられる可能性は、大いにあるんですよ。
ごくフツーに、自分らしく、自然体で振る舞っていたとしても。


...いや、もしかしたら、その
「ごくフツーに、自分らしく、自然体で」の辺りが、まさに【嫉妬&妬み】を磁石のように引き寄せる、のかもしれません。



だって、その手の人達の辞書には、どこ探したって無いんですもん。
「自分らしく、自然体で」という表現は。
遠い昔にどこかに置き忘れてきてしまったらしいです。
親や先生から「そんなもの捨てなさい、邪魔だから」と言われ、洗脳されたのでしょう。



さあ、「妬まずにはいられない」人達に対しては、一体どうやって身を守ればいいのでしょうか。
今のところ、キャロライン(キャロリン)・メイスが上で語っているように、「透明人間になる(become invisible)」ことに徹底し、その人達のレーダーに引っ掛からないようにすること程度しか思いつかないですねぇ。
うぅむ、困ったもんだ。



加藤諦三さんの本、気に入ったところに付箋紙を付けながら読んでいったのですが、途中でやめちゃいました。
あまりにも付箋貼るところが多過ぎて、一束全部使っちゃいそうな勢いだったからです。



以下、何箇所か引用しますね。
「ピン!」と心の奥で何かがクリックした方、ぜひぜひ一度本書を手に取ってみて下さい。
「そうだったのか!」と、目から鱗が落ちるようなスッキリ感が味わえること請け合いですから。



「嫉妬深い人というのは強迫的に名誉や力を求めつつ、
あるいは地道な努力をしないで名誉を求めたいと思いつつ、
現実には縁の下の力持ちの役割を担わざるを得ない立場に立っている人
であると私は思う。
『強迫的に名誉や力を求めている』人が
日の当たらない場所にいる時に、日の当たる場所にいる人を
妬むのである。」

(PHP文庫、p.73)

地道な努力。
どんなに小さくても、努力は裏切らない。
必ずしも、目に見える実は結ばないかもしれません。
でも、私たちの心の中には確実に【自信】という砦(とりで)が努力の量に比例して築かれていきます。
その法則に気付けない、ある意味気の毒な人が、この「妬まずにはいられない症候群」の人々。
「楽して、他人を手足のように使って、最後に甘い汁だけ吸いたい」っていう安易な幼児性思考から抜け出す術を知らないかのようです。



「妬み深い人は過去に生きている。
過去に生きるということは、
他人を判断するときにその人の過去で判断するということである。
他人を過去で評価する。
妬み深い人自身が現在と未来に生きていないから、
他人を評価する時にも過去で評価する。
そして他人の過去の欠点に関心を持つ。

(...)

他人を妬んでいる人は生気がない。
それは未来を見て意欲的になっていないからである。」

(同、p.104)


旦那さんの経歴がどーだ。
実家の親が開業医で、その土地の名士的存在だからどーだ。
自分は四大卒じゃないからどーだ。
子供三人男の子ばかりで女の子に恵まれなかったからどーだ。
口を開けばこの手の話ばかり、という人種は、まさにこの「過去に生きる人」。
自分自身に生気が無いから、エモーショナル・ヴァンパイア(心の吸血鬼)化して、他人からエネルギー吸い取ってチュ~~~~~ッと一杯やるしかできないのですね。



「妬んでいる人は『やる気』を失っている。
『よーし、やるぞー』と燃えている時には自分の目標に向かって
全身が緊張している。


(©123rf.com 「よーし、やるぞー」の図。)

そんな時に人は他人を妬んだりしない。


他人がどうしているかということよりも、
『自分がすること』に集中している。
自分は『これがしたい』ということがはっきりしている。
自分にも他人にも正直である。
何よりも自分のしていることに誇りを持っている。

(...)

妬む人は自分にも、他人にも正直ではない。」

(同、pp162-163)


もはや説明は要りませんね。
他人に対しても、自分に対しても、ウソやごまかしばかりを繰り返すような人と無理して付き合う必要なんて、ありません。
身内とか職場といった、どうしても切れないしがらみが無いのであれば、勇気出して切っちゃいましょうよ。
そんな嘘くさい人間関係、無くたって立派に生きていけます。
むしろ、無い方が毎日の幸せ感は長持ちするでしょう。
断って、捨てて、とっとと離れちゃいましょう。



今回、こちらの「妬まずにはいられない症候群(シンドローム)」を読了しての、一番の収穫。
それは、



どんなタイプの人から遠ざかった方が良いのか、



そしてそれとは逆に、



どんなタイプの人と積極的に交流し、
大切に縁を育んでいかなきゃいけないのか。


この識別に自信が持てるようになったこと、だと思います。、
すっごくパワフルな人生指南の教科書として役立ってくれそうです。



妬まずにはいられない他人も確かに困り者。
でも、そうした人々を呼び込んでしまう自分の弱さも克服したい、という方には、「副読本」としてこちらもオススメ。

いじめに負けない心理学(愛蔵版)
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読んでいて「アイタタタ...」と、耳の痛い話ばかりですがね。


「自分は一人で生きていこう」
「もう嫌われてもよい」
と心に誓うことである。
本当にそのように決心すれば、
もうずるい人はあなたに近寄らない。

(p.118)






加藤先生、本当にありがとう。

2014/10/24

「光のシャドウ(影)」...?! 2


前回からの続きです。

「光のシャドウ(影)」(light shadow)について、デビー・フォードさんは次のように説明しています。


自分が他の人々に投影している
"光の部分"を
捜せばいいのです。


もし、誰かのことを『見習いたい』
『まねしたい』と思うなら、
それは、あなたが自分の中にある性質を
相手の中に見ているからです。



また、誰かに心奪われるほど夢中になったとすれば、
それは、あなた自身の中にある愛すべき部分が
相手の中にも存在しているからです。


自分の中にはない性質に関して、
あなたが他者に反応を示すことは
あり得ません。」


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(…中略…)


他の誰かの性質に魅力を感じた場合、
その性質は間違いなくあなたの中にも
存在しています。


それがいかにすばらしい性質であれ、
このことに変わりはありません。」

「シャドウ・エフェクト」 ディーパック・チョプラ、デビー・フォード、マリアン・ウィリアムソン共著、佐藤志緒 訳、ヴォイス、pp.211-212 ...本記事内、引用文中の強調は、全て黒犬べーやんによります。)


【光のシャドウ】。
これは、私たちが人間として成長する過程において、周囲の反発や抵抗にあったがゆえに、自分からも、世間からも隠し、封印してしまった良き性質なのだ−−−
と、デビーさんは主張します。



文中にも登場する「出る杭は打たれる」ということわざ、日本で教育され、日本流の集団生活に従うことを余儀なくされてきた人にとっては、馴染み深い表現です。
自分が所属する集団から突出し過ぎてはいけない。
集団の平和を乱したくなかったら、あまり目立つなよ、変わるなよ、輝くなよ、さもないとコテンパンに叩くぞ!...って、上の世代が下の世代を脅して洗脳し、自分達の都合のいいようにコントロール。
典型的な日本古来の「村社会」は、このように若い世代の活き活きとした魂を殺し、自分達の世代の劣化コピーをひたすら再生産することによってずっと生き永らえてきたんですね。
そうした共同体が嫌なら、道はひとつ。
出て行くこと。
これしかありません。


(ちなみに英語原文では"It's lonely at the top."「頂点に立つ者は孤独だ」という表現を使っているので、翻訳文中の「出る杭は〜」とはちょっとニュアンス違うと思うんですけど...☆
ま、いずれにしても「上に行き過ぎると痛い目にあうぞ」という意味で、足を引っ張ろうとするネタミ〜&ソネミ〜星人の好きそうな言葉ですよね...。)


両翼で大空を飛ぶ自由を、飛べる喜びをすっかり忘れてしまった籠の鳥のように、生気を失った存在。
【光のシャドウ】と切り離されてしまった現代の私たちは、まぁ、そのような鳥たちにも似た存在、と言えるかもしれません。
「みんなに受け入れられたい。社会の中に自分の居場所を作りたい。」 
その一心でもって、周囲に迎合し、言いたいことすら言えずに口をつぐんでしまう。やりたいことも満足にやれない。周囲からの反発を恐れるあまりに。
こうして各人誰もが持って生まれたはずの素晴らしい性質=【光のシャドウ】は、意識の奥底へと追いやられ、忘れられてしまう、とデビーさんは考えます。



【光のシャドウ】と切り離されると、どうなってしまうのでしょう?
キラリッ☆と光る、みんなを元気にするような素晴らしい性質。得意技。
誰にでも備わっているこうした素敵な要素を、自らの手で封印しながら生きているに等しい、ってことなのですよ。
ちょっと、あんまりじゃないですか。
何にも悪いことしていないのに、ただ「目立つと困る」というだけの理由で、長年座敷牢に閉じ込められている無実の囚人級の手ひどい扱いを受けている、ってことですよね?


...このまま一生座敷牢暮らしなのか。
...もう、二度とあたたかい陽の光を浴びることもなく、暗闇の中でずっと閉じ込められたまま過ごすのか...。
ってな感じで、生きる気力を失くしつつある、【光のシャドウ】。
不思議なもんですね。擬人化すると、急に可哀相に思えてきます。
何とか助けだしてあげたい、解放してあげたい、って気分になりません?



でも、人の運命って、時々とびっきり粋なはからいを用意してくれたりします。
何一つ悪いことしていない、それどころか勇気出してみんなの前に出してみれば大勢の人々の力となってくれるかもしれない、私たちの素敵な【光のシャドウ】は、死なせてはなりません。生かしてあげないと。
だから、無駄死にだけはさせないぜ!!!とばかりに、人生の節々で、絶妙なタイミングを見計らって、あなた専属のレスキュー隊員が派遣されてくるんですよ。
(どこから...って?ま、それは皆様のご想像に任せます。)


救助の手を差し伸べてくれるのは、意外や意外、あなたのハートをグワシ!とわしづかみにしてしまう


【とっても素敵な、
憧れのあの人/○○さん】 


です。


別に深い付き合いなんか無いのだけれど、その人のことを知ってすぐさま「私、あの人の大ファンなの!!!」と無条件に言わしめる程の魅力を備えた、(あなたにとっては)素敵な、あの方/あの人/あの子、です


ミュージシャン。
スポーツ選手。
クリエイター。
芸能人。
作家。
実業家。
学者。
医者。


など、大概はマスメディアで目にしたり、その作品や仕事のすごさに触れたりして憧れや尊敬の念を抱くようになった有名人/遠い世界の人、という形を取りますね。
(その方が余計なアラが目立たなくて幻滅を遅らせることができますから。)


それでも、


職場の先輩や上司。
所属する運動部の部長。コーチ。
習い事の先生。
年の離れた親戚のお兄さん/お姉さん。


など、身近(...でも、同居家族や日頃の仲良しグループよりは、ちょっと距離を置いた…)な人間関係の中で出会える場合だって、充分あり得ます。



デビー・フォードさんにとって、ご自分の【光のシャドウ】と向き合う最初のきっかけを作ってくれた人物とは、なんと後に本書「シャドウ・エフェクト」の共著者となる、マリアン・ウィリアムソンでした。
お姉さんがたまたま彼女の講演会チケットを買っていてくれたおかげで(ラッキー!)、聴衆の一人としてその夜、初めて生マリアンに接したデビーさん。
マリアン・ウィリアムソンの真摯なメッセージ、そして理知的でありながら華やかで美しい彼女の雰囲気に圧倒され、たちまち大ファンになってしまいました。




(↑これが、前回ちょこっと触れた、故ネルソン・マンデラ南アフリカ大統領の就任演説に引用された部分です。 【光のシャドウ】の考え方、ま・さ・にここから生まれた、って感じしますね〜。
原文はこちらの本をどうぞ。)


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そういえば、VastStillnessさんの動画、頻繁に使わせていただいていますね。いつもお世話になり、ありがとうございます。この場を借りてお礼申し上げます。



残念ながら、得票数は全候補者中、4位という結果に。
今年6月に行われた予備選を突破し、秋の決選投票へと進むことはできませんでした。
ただ、応援団の顔ぶれは超豪華でしたよ。
「シャドウ・エフェクト」の共著者であるディーパック・チョプラを初めとして、他にもキム・カーダシアン(ハリウッド版叶姉妹的役割のひと、って言えばいいんだろうか...。)、パリス・ヒルトンの元親友・ニコール・リッチー、そして、偽インド人ヨギのお笑いピン芸人・スワミ・ビヨンダナンダ (←この名前最高っ〜!)、


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2014.5.19 Huffington Post (USA版)
「私が下院議員にマリアン・ウィリアムソンを推す5つの理由」
http://www.huffingtonpost.com/steve-bhaerman/marianne-williamson-for-congress_b_5341344.html

私の好きな精神科医であり、霊能力者でもある・Dr.ジュディス・オルロフ。(5月にお会いできた時のことは、過去記事で書きました。)


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音楽業界からはチャカ・カーンやエアロスミスのスティーヴン・タイラー、アラニス・モリセットといった、大物ミュージシャンたち。



まともにギャラ払ったら一体いくらかかるんかいな、と下世話な心配したくなる程のセレブな支持者たち、そして200万ドルを超えるとも言われる恵まれた(←州の代表議員選出戦にしては、ですよ)資金力に支えられての選挙戦でしたが、マリアンの国政進出という目標には今一歩、届きませんでした...少なくとも、今回は。)




え”、ニコール・リッチーって、ライオネル・リッチーの養女だったのーーーー!? 知らんかった〜〜〜〜!!!





ライオネル・リッチーと言えば、まぁ、あれですね。80年代、「♪田んぼに行って捨ててこーや...」の空耳(探してみてね☆)でちびっとだけ話題となった、あの曲が一番有名でしょうか。元コモドアーズなんて枕詞、要りませんね。



...すいません。脱線し過ぎました。


講演会が終わり、ひとり家に帰ったデビー・フォードさん。
ステージ上で光り輝いていたマリアン・ウィリアムソンの勇姿に、ひとしきり思いを馳せます。



「これほどマリアンに惹かれるということは、
彼女の中に私自身の光の影(シャドウ)を見つけたからに
違いない。
それはいったいどの部分だったのだろう?」

(「シャドウ・エフェクト」、p.213)


そして、次のような性質に特に魅了されたことを突き止めます。


マリアンは...

1. 率直に真実を話す、勇気ある人である。

2. 世界のことを真剣に考える、無私無欲の人である。

3. ステージ上でもごく自然に振る舞う、嘘偽りのない人である。


それまでのデビーさんは、(ご自身の弁によれば)そのような素晴らしい性質とはまるで縁が無い、と信じて疑いませんでした。
人に嫌われたくなくて本心を偽ったり、自信の無さゆえに言うべきことを引っ込めてしまったり、などといったことばかりしていて、とてもマリアンの域には到達できない、私には無理無理〜、と、考えていたのです。


でも、そこで
「あ〜、マリアンは雲の上の人だからしょうがないや。それに引き換え、私なんて、どーせ...。」
といった、負け犬思考の下降スパイラルに陥らなかった点は、この夜のデビー・フォードさんの大手柄でした。
以前から学び続けていた心理学、特に投影という心的メカニズムについての知識を総動員し、一発逆転の発想へと持ち込んだんですよ。



(参考記事:「私たちが持つ『影』を科学する」 中、「他人への『投影』」の項。
HP ユング心理学の世界へようこそ http://www.j-phyco.com/ より)



【ひょっとしたら、自分もマリアンの素晴らしさを見習って、少しでも憧れの彼女に近付けるかも...?】
長らく地面スレスレレベルで低空飛行していたデビーさんの自尊感情が、すくっと立ち上がり、まっすぐ上を向き始めた。
そんな劇的な瞬間です。



「私はマリアンの中にこれらの力強さを
見つけられた。
ということは、こういう性質が
私の中にも存在する
可能性があるということだ」


ここから、デビーさんの人生は大転換していきます。
ブティック経営者として、フロリダであまりパッとしない毎日を送っていた彼女が、世界的なベストセラーの著者、そして、「シャドウ・ワーク」を専門とする指導者へと変貌する道を歩み始めたんですね。


マリアン・ウィリアムソンという「光り輝く鏡」の中に、デビーさんが見出した彼女自身の美徳。すなわち、


勇気。
正直さ。
無私無欲。


休眠中の状態にあったこれらの良き性質を自分のものとし、状況に応じて上手に使いこなせるようになることで、ひいては世の人々の幸せに貢献する...という、何とも難度の高い課題を与えられたものの、デビーさんはそれらひとつひとつを果敢にクリアしていきました。
その結果、自分でも予想だにしなかった程の大成功と名声とを手に入れます。



「他人に投影している光の部分に気づき、
責任をもってそれらを受け入れた瞬間、このような
可能性(筆者注:憧れのマリアンと一緒に本を書き、
友人として付き合えるようになった、など、いくつもの夢を実現。)
が開かれていきます。


そのためには、投影のトランス状態を続けるのではなく、
自分自身の一部(光の影)をきちんと認めなければ
いけません。


そういう部分は
あなたに早く見つけて
もらいたがっています。」

(同書、p.217)




暗黒のイメージが強い、従来のシャドウ(影)ではなく、「憧れ」「大好き!」という言葉で表現されるような【光のシャドウ】と真剣に向き合うことで、デビーさんは新境地を開拓することができたんですね。



もし何かに対して
強い願望や憧れを抱いたら、
あなたにも似たような性質がある
ということです。

ただし、あなたがその性質を表現する方法は、
必ずしも他者のそれと同じとは限りません。
あなた独自の方法となるでしょう。」
(同書、p.217)


いくら憧れの存在だからといって、マリアン・ウィリアムソンをそのままコピーするのでは、工夫が無さ過ぎる。
それならば、私は私のやり方で行くしかない。
「デビー・フォード」という唯一無二の存在として、マリアンとはまた違う方向性で、自分が得意な何かをやってみようではないか...。



2013年2月。
がんにより他界するまでの十余年の間、ベストセラー作家として、指導者として、そして種々の薬物依存を克服した一人のサバイバーとして、デビー・フォードさんは持てる力を全て出し尽くし、精一杯走り抜きました。
世界各地で、たくさんの人々の人生を劇的に変え、安らぎへと導く、という偉業を成し遂げた後での旅立ちは、カリフォルニア州の自宅で、愛する家族や友人に囲まれての、とても穏やかなものであったそうです。
享年57歳でした。




(映画版「シャドウ・エフェクト」。英語音声のみですが、画像が持つ力のおかげでかなりわかりやすい内容となっています。)



そうか。
...となると、私は、大好きだった高校時代の恩師(前々回記事参照)の中に、自分自身の【光のシャドウ(影)】を見ていた、ってわけ?


どうやら、そういうことになりそうです。