2017/03/03

サイキックタロットオラクルカード(ジョン・ホランド)に聞いてみよう

ここ数日、なぜか頭に浮かんでは消え、浮かんでは消え...といった具合に、妙に気になる存在となっていたのが、ジョン・ホランド(John Holland)のサイキック・タロット。
随分と長いこと使わずにいた。2年ぐらい放置していたかも。

ラジオで聞いた印象では、万年青年風のとっても感じの良い人。
...って、実は私よりも年上なんだけど。


あ、日本語版出てるんだあ!知らなかった。

サイキックタロットオラクルカード日本語版(新装版) ([バラエティ])
ジョン・ホランド

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タロット、と名乗ってはいるけれど、カードは全部で65枚。
一般のタロットカードは75枚まであるから、完全に同じ使い方は期待できない。
内訳はというと、まず、大アルカナと小アルカナの1から9までのカード。(「コートカード」は無いのね。)
その上に、本カード独自の「チャクラカード」(第一チャクラから第七チャクラまで)7枚が加わる。逆位置については「使わない」ということだ。
D・ヴァ―チュー女史のエンジェルカード(=基本的に怖いメッセージは出ないよ~)と通常のタロットカードの中間に位置するようなカード、と考えていいだろう。


最近、このブログの2号館(「さよなら、サイコパス」)の翻訳作業がちっとも進んでいない。
前回の記事UPから一ヶ月近くも経ってしまっている。別におさぼりしようというつもりは無いのだが、更新できていない、という事実がそれで変わるわけではない。



朝起きて、「今日こそは!」と意気込んでみることはみるのだ。
だが、他にやらなきゃいけないこと・やりたいことが次々と出てきて、時間ばかりがどんどん過ぎていく。(3号館ブログをオープンした、っていうのも一つの理由だ。)
で、気が付いたらもう夕飯の支度をする時間だったりする。その後後片付けだ洗濯物干しだ、日本の家族から長スカイプ電話だ、とか何とかバタバタとしているうちにあっという間に就寝時間がやって来る...。最近、毎日がずっとそんな感じだ。


「できてない」。
まったくもって、イヤな一言だ。
これが心のどこかにある限り、魚の小骨が喉に引っ掛かった時のような異物感がいつまでも自分の中にとどまり続ける。
他の誰でもない、「できてない」「やろうとしない」自分が悪いのだから、自分の力で何とかする以外に解決策なんて無いのだけれどね。


こんな開店休業状態では、読んでくださっている方々にも、そして原著者のジャクソンさんにも、申し訳ない。
続けるなら続ける、止めるなら止める、って、はっきりさせた方がいいのではないだろうか...。


ということで、サイキックタロットオラクルカードにお伺いを立ててみた。
結果がこれ。



まず、最初に引いた一枚が、「クラウンチャクラ」(右)のカード。
頭頂部に位置する(諸説あり)第7チャクラである。


オマケについてる解説本での説明が今一つピンと来なかったため、お馴染みキャロライン・メイスおばちゃんの意見を参考にすることにした。

「第7チャクラには、献身、ひらめきや予言などにかかわる思考、超越的な考え、それに神秘的なつながりなどを生み出す気が含まれている。」
 (「7つのチャクラ」キャロライン・メイス、サンマーク文庫、2009、p.356)

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おっ、ピピピッ!と来るキーワードがようやく見つかったぞ。
献身、か。ふむふむ。


上の引用部のすぐ先には、ジム・ギャリソンという神学者であり、神秘家であり、政府関係機関や各種NGOで要職を務めている人物の言葉が紹介されていた。
特に目を引いたのは、この部分。

「偏狭な心に直面しなければならないときの自分の役割は 『光』の一部となること、ほかの人間を守り、悪い方向に行くような考えの持ち主に対しては毅然と立ち向かう、 ということです。 
(...) 
私たちの真の姿とは、大いなる霊が、人間をさらに進化させるという課題を達成しようと努力する際の手足なのだ、 
と信じています。」
(同書、p.366)


2号館を一度でも覗いてくださった方ならわかってくださると思うのだけど、ジャクソン・マッケンジーさん(Psychopath Freeの著者)も、そして推薦リンク集を管理・執筆されている皆さんも、

ほかの人間を守り、悪い方向に行くような考えの持ち主に対しては毅然と立ち向かう

というお仕事に、並々ならぬ情熱を傾けていらっしゃる方々ばかりだ。
昼間は別のお仕事をお持ちで、忙しい日々を送られているにもかかわらず、定期的にHPをアップデートされている。コメントには丁寧に返信をされている。


傷つき、悲嘆にくれる人々が一日も早く立ち直り、また元のような笑顔を取り戻してくれればいい、と願いながら、誠実に、心を込めて、回復の助けとなりそうな文章を書き続けていらっしゃる。
自己の利益や功名心なんて考えたりせず、それこそ「大いなる霊の手足として」、苦しんでいる人達の心の傷を癒すことを第一に考えながら、ご自分のできることを、できる範囲で毎日少しずつやっていらっしゃる...。


こうした地道な仕事の積み重ねを、「献身」と呼ばずして一体何と呼べばいいのか。
彼らの頑張り振りには、頭が下がるばかりだ。


「クラウンチャクラ」のカードが教えてくれたこと、つまり、「私利私欲を超えた、尊い献身」の方向へとお前も進んで行けよ、とのメッセージについては、うすうす理解できた。(がんばります...。)
だが、今後ブログをどうしたらいいか?の問いに対しては、答をうまくはぐらかされてしまったような、どうもそんな気がする。
ということで、

「"Psychopath Free"の翻訳ブログ、続けるべきか、それとも止めてもOKか、もう少しわかりやすく教えて欲しいんですが。」

心の中でそう念じながら、もう一枚のカードを引いた。
出て来たのは、上の写真左側、「4 権威者(Authority)」。
あらら、こりゃーどう見ても高田延彦さんでしょうよ...。


後ろに光輪背負って、上から目線でこっちのことを値踏みしているような、そんな威圧感たっぷりのおにいさん。
タロットに詳しい人ならもうお気づきだろうが、これ、「Ⅳ 皇帝」のカードをジョン・ホランド流にアレンジしたものだ。



うぐぐぐっ💦
「責任感」かぁ。
痛いとこ突いてきますね...。


自分から始めたことを簡単に投げ出さない、という責任感。
何かをやり遂げるための強い意志力。
ゴタゴタ言い訳してないで、やる時はやれーーーっ!!!という、ガンコオヤジ(父性原理)的な、厳格さ。
...今の私に欠けているものばかりじゃないか。


オラクルカードに見事に見透かされて、尻尾巻いて逃げたい気分。
でも、ここで逃げては行けないんだよなあ。
"Slowly, but steadily"(ゆっくりと、でも着実に)をモットーに、一歩一歩先へ進んで行かなきゃ、だ。
脱走兵になっちゃ駄目なんだ。


ということで、2号館「さよなら、サイコパス」はこれからも亀の歩みで続けていこうと思います。m(__)m
人間関係でひどく傷を負ってしまった。
もう誰も信用できない程の人間不信に陥ってしまった。
そのような方がお知り合いでいらっしゃいましたら、「アメリカ人の本をポツポツと訳しているこんなブログがあるよー」と、一言紹介してくだされば幸いです。
私の翻訳作業は亀の歩みではありますが、HP上の「推薦リンク集」をたどっていけば「毒になる人(toxic people)」に関してはかなりの情報を集めることができ、その結果、何かしらの救いが得られるのではないかな、と確信しております。

【2号館】「さよなら、サイコパス ~Psychopath Free~」 (Peace著) 試訳。http://sayonara-psychopath.blogspot.com/


ああ、そういえば昔、楽天ブログでこんな翻訳記事も上げてましたっけ。

【ありえない人との付き合い方シリーズ ~英語版WikiHowより~】
http://plaza.rakuten.co.jp/backtotheessence/diary/201202140000/ 
http://plaza.rakuten.co.jp/backtotheessence/diary/201202180000/ 
http://plaza.rakuten.co.jp/backtotheessence/diary/201202180001/ 
http://plaza.rakuten.co.jp/backtotheessence/diary/201202250000/ 
http://plaza.rakuten.co.jp/backtotheessence/diary/201203030000/ 
http://plaza.rakuten.co.jp/backtotheessence/diary/201203100000/ 
http://plaza.rakuten.co.jp/backtotheessence/diary/201203170000/

ご参考になれば幸いです。



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