2015/10/14

「アストラル」と「アストラ」。はい、全く違います。

【類似企画として「スピリチャル」と「スピリチュアル」、「お話し」「お話」についても構想中】



レオ兄さん!
レオ兄さぁーーーーーん!!!
(いいねぇ。ウルトラシリーズの、こういう昭和っぽい、泣かせる兄弟愛の描き方が好きなんですよ。)




わたくし、初恋の相手がウルトラ兄弟の「長男坊」・寡黙で沈着冷静なリーダータイプのゾフィーだったんですよ。
この、凛々しいお姿に惚れましてね。幼稚園の頃でした。





ところで、ウルトラ兄弟って、実は赤の他人…おっと違った、他・M78星雲人同士です。
「兄弟」と言っても、バブルガム・ブラザーズとか亀有ブラザーズみたいな、仲の良い男集団、って意味での「兄弟」ですな。
血がつながっているのは従兄弟関係にあるウルトラセブンとウルトラマンタロウの二人だけ。←顔、確かに似てますもん。
タロウの母親がウルトラの母で、その姉の息子がセブン…なんだそうです。


あ、レオ&アストラの二人は本当の兄弟です。
が、
出身星が他のウルトラ兄弟達とは全く違うので (ルックスから察してね)、「ウルトラ兄弟」に含めてしまってよいか、それとも「友情出演」的な扱いにとどめておくかは微妙なところです。



この数年間、クイーンの新ヴォーカリストとして世界中を巡り、何百万人という観客を動員することに成功しても、オールドファンからはオリジナルメンバーとの間に超えられない一線を引かれてしまう。
そんな気の毒なアダム・ランバート君と同じ、「よそんちの子」感がいつまでも付きまといますねぇ。レオとアストラの二人には。




(ほら~、途中から生前のフレディーのライブ映像に割り込みされちゃって...。しかし、クイーンはさすが大ベテランですね。25年近くも前に死んだフレディーを未だに諦めきれない年配ファンの心理、実によくわかっていらっしゃる。)



はっ。


今回はこんな話へと堕していくはずじゃないのに。
気を取り直します。



前回の記事。
「波動を上げるなんちゃら」といった、スピリチュアル系講習会に出たら、講師の先生の言動が、どうも「アストラル界とつながっている霊能力者」ぽくって、モヤモヤしちゃった、
という内容でした。



引用したのは、こちらの本。


スピリチュアリティの真実
本山 博
PHP研究所
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(古本ですが、お手頃価格ですよ~。アメリカの事情にも明るい日本人研究者、という本山先生ならではの分析が光ります。個人的には大変参考になりました。
注目すべきはタイトルです。
「スピリチュアルspiritual」(形容詞)じゃなく、ちゃ~んと「スピリチュアリティspirituality(名詞)」を正確に使っていらっしゃるでしょう?英語も日本語も、正しい言葉遣いを心がけている著者には好感が持てますよね。)



もう一つ、大きなヒントをしばらく前にいただいていたこと、すっかり失念していました。


ブログ「ありがとうの氣づき」(http://blog.mizui15.jp/)と「心を浄化して幸せになる法則」(http://ameblo.jp/mizui15/)の水井伸輔さんによるこちらの記事です。ぜひ、一読をお勧めします。


「洗脳装置を仕掛ける魔界人 ~洗脳のオーラ装置(まとめ)」 
http://ameblo.jp/mizui15/theme-10094725418.html

以下の記事も、「霊能力」と聞いただけで「へへーーーーっ」と有難がるような方(げっ、私かっ!)に読んでいただければ、と思います。
見えるからエライ、ってわけじゃないのですね。
見える見えないよりも、人として心がけたいこと。守りたいこと。注目すべきはそっちでしょう。
「 低次の霊能力と高次の霊能力~チャクラの活性化と開花は違う」
http://blog.mizui15.jp/entry/2015/09/27/093257 



少し前、上の「洗脳装置を仕掛ける~」の記事を初めて読んだ時、「うわ!これは一家に一冊あった方がよいかも!!!」とピンと来たんですね。
で、記事中の図版の出典元として紹介されているこちらの本を、すぐに注文しました。


著者のスーザン・シャムスキー(こっちの人はそう発音していますね)女史は、超越瞑想(TM)の創始者で、ビートルズが傾倒したことでも有名なインド人グル・マハリシ・マヘーシュ・ヨーギーの助手を20年以上務めた後、アメリカに戻って来たという、異色の経歴の持ち主。
YouTube動画やポッドキャストでインタビューも何本か聞きましたが、素人からの質問にも誠実に対応する姿勢が印象的でしたよ。


魂の保護バリア オーラ・ヒーリング―自分のエネルギー・フィールドを清め、強化しよう
スーザン シュムスキー
徳間書店
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The Power of Auras

で、こちらが原著。きれいな表紙ですねぇ。
The Power of Auras
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New Page Books (2013-11-19)




スピリチュアル業界(あえて「業界」と、ビジネス扱いします。)の甘い香りに誘われて、既に足を踏み入れてしまった方。
そして、踏み入れようかな~~~どーしようかな~~~と迷っている、ヒーラー願望の強い方。
友人がなんちゃらファシリテーターとかいう「資格」を取ったのを聞いて「何、それ。」と、興味をそそられた方。



悪いことは言いません。まずは、深呼吸。すぐにお財布開いたりせずに、少しリサーチしてみてはいかがでしょうか。
楽してガッポガッポ儲けちゃおう!なんて下心持った人もうじゃうじゃしているご時勢です。
一方的にカモられないためにも、基本的な心の護身術ぐらいは身に着けておいた方がいいと思います。
「一見口当たり良さそうだけど、実は後から脳味噌がじわじわやられる」という類の、スピリチュアルな麻薬に引っ掛からないためにも、最低限の知識は必要でしょう。



外を歩く時に、「赤信号は止まれ、青信号は行ってよし」という基本的なルールを知っているのといないのでは、事故に遭う確率は大きく違ってきますよね?
何も知らない状態で交差点のど真ん中で立ち止まり、
「私は欲しいものを引き寄せる!」
「宇宙は私が豊かになることを望んでいる!」
...なんて叫ぼうものなら、それこそ、引き寄せるのは交通事故か、それかおまわりさんかのどちらかです。



スピリチュアルな世界って、落とし穴もたくさん仕掛けられているのです。言葉だけ美しくしたって、ダーティーな事やる人は平気でやりますから。
「危機一髪!」という時、結局頼りになるのは、普段の生活にも充分使える基本的な知識・常識。これは安全、これはアブナイ、って識別するための目安は必要ですよね。
そして、危険を感じたらすーーーっとその場を去るための、逃げ足の速さ・・・です。



安全に目的地までたどり着きたいのであれば、わざわざ治安の悪い場所に寄り道なんてしない。日常生活では、みなさん、自然とそうなさってますよね。安全か、危険かを、これまでの経験や知識でもって「識別」しているのです。
スピリチュアルの世界も、これと一緒。
一応、大丈夫だと判断したから来てみた/本を読んでみた/セッションを受けようと思ったものの、百聞は一見にしかず、こんなはずじゃなかった、ってこと、ままあります。
「あれー?何だ、この怪しげな雰囲気は...」と気付いたら、本も、セミナーも、そこでパッと手放す。
厄落としも兼ねて、捨てちゃいましょう。


そして、「逃げ足の速さ」も大事です。
街中で、目付きがおかしかったり、昼間っからラリっていたりするような人に絡まれても、言い訳は無用。さささっと逃げる。振り向かない…でOKでしょう。ヘタに相手を刺激したりはせず、スーッといなくなるのがいいですね。
セミナーや講座もそう。
参加したグループの顔ぶれや、指導者の様子を観察し、「うわぁ、この人達、何か『イッちゃってる』かも...」「何でここでツッコミ入れないわけ???」といった不信感を覚えたら、その時点で帰り支度を始めた方がいいんです。
ヘンな思想でも吹き込まれたら、それこそ悲劇ですよ。
壺とか印鑑とか売り付けられるよりも、さらに始末の悪い事になるかもしれません。




...土曜日の講習会で私が書いた【自分がこうしたい!という願望】についての走り書き。
そりゃぁ~もう、目も当てられない程ひどいですよ。顔から火がでます。


読んでみます?
ふ~ん、あなたも随分物好きでいらっしゃいますね。
そうですか、そこまで読みたいとおっしゃるのなら...


2015/10/11

ブレちゃいかんね、ブレちゃ。

以下、Google+ (https://plus.google.com/109106637251818312547/posts/AWbZpmNNFgp) に今朝投稿したものに、加筆・修整を施したものです。

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ここ4、5年の間、ファンを公言し、出演するラジオ(ポッドキャスト)番組も欠かさず聴いてきた、医療直観能力者(medical intuitive) の女性。旧楽天ブログの頃も含め、すでに何度か記事で取り上げたことがある。
(大きな声じゃ言えないが、実はつい数ヶ月前の投稿でも…。)

昨日、2年ぶりにその人の生講習会に行ってみた。 お題は「波動の高低とその見分け方、および波動の高め方」。 

折り良く、こちらの本を最初からまた読み返していたところ。 
こりゃいいや、渡りに船だわ、と、一ヶ月前に申し込みを済ませた。 


人生を変える波動の法則
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ペニー・ピアース
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Frequency: The Power of Personal Vibration (English Edition)
Atria Books/Beyond Words (2009-02-03)
(メインの教科書・人生のバイブルとはなり得ないけれど、ちょっと励ましが欲しい時に手に取る、副読本的な本かな。ペニーさんの謙虚で誠実なお人柄が行間からひしひしと伝わり、心が弱っている時でも安心して読める一冊だと思います。)


得るところはあったのだ。 たとえば、【下腹部に両手を当てて、第二チャクラと「対話」する】ことで直観にアクセスする方法、など。
行ったこと自体は後悔していない。

ただ、行ってみて記憶に残ったのは、
"Feeling good"
(いい気分になること)
と、 
"Not too much thinking"   
(あまり思考に走り過ぎないこと...チョットマテョ、ドコカデキイタコトアルヨウナ...) 

の部分ばかり。

「そういうの期待してたんじゃないんだけど...。」というのが、正直な気持ちだった。 

おまけに、昨日は他の来場者とも微妙な距離感を感じた。  

唯一、接点らしきものが見つかった人といえば、いかにも語学と海外旅行が好きそうな、州立大学でスペイン語を教える同年代の女性だけ。 会場にいた全員が善男善女揃いってことはほぼ確実なんだろうけど(男性、たった3人だけ★)、話すきっかけが作れなかった。

自分以外の全員が見事に欧米系の白人種(しかもアッパーミドルクラス感漂う...)で統一されていた、という場の空気に、圧倒され気味だったのかもしれない。  
ほぼ100%真っ白の、ホワイトブレッドな世界‥‥。 
©123rf.com


断っておくが、有色人種ほとんどゼロ、なんて集まり、私の住む地域では滅多にお目にかかれない。   
実際、郊外の戸建て地区に住む我が家なんて、左隣はアフリカ系アメリカ人、右側はベトナム人大家族、お向かいはインド人、、斜め向かいでようやく白人家族...ってな具合。実にコスモポリタンである。
人種のごった煮状態が当たり前、なのだ。

それだけに、今回、久々にオール白人の集団に囲まれることは予想していなかった。 まぁ、今時のヨガとかスピリチュアルとかに興味持つのは「そこそこ暮らしにゆとりがあって、暇もある」人じゃないと無理だからね。人種的に偏りがあるのは仕方がないか。 


一夜明けて。 
起きたら、風邪が悪化していて身体がだるい。 
気持ちも、重い。
「今日は家でおとなしく休もう。」
(2日目の受講料無駄になるけど...幸い、それほど高額ではなかった。) 
そう家族に宣言したら、少し楽になってきた。
なるほどね、身体が拒否反応起こしてたわけね。  


アストラルの階層とつながっている霊能力者。
アストラル的な教え。
そんなキーワードが頭をよぎり始めたもんで、本山博先生によるお気に入りの一冊を紐解いてみた。 

「アストラルの次元の霊能者は、自分の感情やイメージが入りますから、オーラの色を伝えるなどして、ほかの人を感情の次元で呼び込むのが上手です。また、普通の人よりも感情が豊かで、人の気持ちを容易に直観することができます。 
(中略)  
...アストラルの次元では、コンパッション(同情)が起きやすくなります。それだけに、人をひきつける何か感情的なものがあって、霊能者として『ああしなさい、こうしなさい』と言うようになります。」
(pp. 153-154)

「霊能者や相談を受けてくれる人が、自己欲やこの世的な欲望、たとえば健康とか成功とか、自分を守るための欲が基本になっている場合、みなさんがそこに通い続けたとしても、霊的な成長はできないでしょう。

自分を捨てないと、霊的な成長はできません。  

(p.174、強調は引用者による。)

スピリチュアリティの真実
本山 博
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本山博先生は去る9月19日に89歳の長い人生を終えられました。 
われわれにたくさんの霊的知識をもたらしてくださった上、陰ヨガYin Yoga開発への道をも切り拓いてくださった本山先生。本当にありがとうございました。) 

‥‥そういうことなのかなぁ。  
ん〜、アストラル、ねぇ。
ウルトラマンレオの弟はアストラ、だけどさ。

一日分の内容を振り返ってみるに、どうも参加者には
  
引き寄せの法則 &愉快な仲間たち   

特有の人工的な高揚感というか、独特のノリの良さが求められていたようである。 
(あくまでも個人の体験談です。主催者側の意図を正確に反映しているかどうかは、わかりません。悪しからず。) 

まぁ、何というか... 
神仏の領域とは繋がりの無い、現世利益(現世でワクワク!浮世の波乗りイケイケgo-go‼︎ )に重きを置いた内容、っていうんですかね。‥…(~_~;) 

だから、本山先生の「自分を捨てての霊的な成長」とも違うし、
キャロライン・メイス流の「ひたすら沈黙の行に徹」して、透明人間になる(become invisible)」スタイルの奉仕、っていうのとも、また違う。 

あの先生の講習会/クラスに参加することはもう無いだろう。

私にとっては、心身相関論、直観医療の分野に目を開かせてくれた恩人的存在だけに、そこまで言い切ってしまうと、一抹の寂しさを覚えずにはいられない。 

でも、それでいいのだ。 
先生のベクトルと、私のベクトルとが完全に違う方向に向いている、と気付いてしまったから。
"Time to move on!" (もう離れなきゃ)という内なる声に逆らうわけにはいかない。
過去は過去。今日は今日。明日は明日、だ。


2日間のうち、半分だけ出てボイコット(?)しちゃった講習会。
決して無駄ではなかった。 
無駄どころか、自分の方向性を再確認し、力強く肯定するための絶好の機会をもたらしてくれた。 

そう。 
誰が何を言おうと気にしない。ぶきっちょでも、地道に、一歩一歩自分の足で前に進もう。 

スカスカの空元気ではなく、中身のぎっちり詰まった力をつけよう。

【ど根性大根】のような生き方を貫こう。 

こちらのCDで再三再四強調されていることだが、

Self Esteem: Your Fundamental Power
Caroline Myss
Sounds True
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【実際に行動を起こし、 
継続することでしか生まれない、正真正銘の自信】

を手に入れよう。

一見遠回りに見えるけど、これが最強最良の処方箋なのだ。

他にもっと楽な方法があるよ、近道はこっちだよ、なんて外野の声は無視するに限る。
だって、ホンモノ至上主義の人だったら、楽して得取るのが美徳だなんて言わないはずだし、他人に易々と勧めるようなこともしないはず。 
自分の弱点や、立ち向かうべき課題を煙に巻いていい気分になる...。 
そんなのは、ドラッグやアルコールと同じだ。 
楽なのはほんのわずかな期間だけ。 誘惑に負けて安易な道を選べば、いつか必ず深い幻滅と自己嫌悪にぶち当たる。 過去にあれだけ痛い思いして学んだんだから、もうそろそろ同じ轍を踏むのは止めにしないとね。

真の【Self-Esteem(自尊心)】って、自己暗示とか、魔法めいた呪文とか、嘘やごまかしと紙一重のような「テクニック」とは無縁のものだ、と思う。
大体さぁ、嘘混じりで始めたことがハッピーエンドを迎えるわけがないでしょう? まっとうな結果が欲しければ、邪(よこしま)な心を一掃し、しぶとく、バカ正直に取り組むしかないんです。 

だから今日も私は語学の習練に励む。英語。仏語。日本語。
たとえ一円の儲けにすらならないとわかっていても、止めない。 目に見える形で上達しなくても、すぐに諦めたりしない。他人の華々しい活躍を見ても、くさらない。落ち込まない。 

未来は「引き寄せ」るものじゃない。 
自分の力で歩いて行って、つかみ取るものだよね。

(まさか日本人学校のバザーでこんな掘り出し物↓に出会えるとは...。出版社がつぶれたため、もはや新本での購入は不可、の貴重本らしいです。
しかも終了時間間際だったから、タダ同然の「持ってけドロボー」状態でGETできたんですよ。これはもう、運命のお導きに間違いないわ(笑)。修業だ修業だぃ!)

和文英訳の修業
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佐々木 高政
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