2017/03/10

「なめんなよ」~「傷」についての良記事、二つ。

http://item.rakuten.co.jp/festival-plaza/10007382/
こちらのお店の画像を拝借しました。
うち、このカードセット買って持ってます。20枚。

「腐ったミカン」@金八先生ジャストミート!な世代には懐かしいこの光景。不良と言えば、バイクに長ランボンタン。女子はずるずるマキシ丈のスカート。休み時間にトイレで喫煙。頭髪痛むぜチリチリパーマ。
...って、もはやこういう1980年代初頭の特殊カルチャーを理解できない人の方が多いか。
(下の動画を見てもイメージ湧かない人は、「ツッパリ」という語をググって画像検索してください。)


今聴いてみると、意外に曲も歌詞も手堅い作りになっていて、プロの仕事だよな~と感心してしまう。
曲後半部での「なめんなよの心得」シャウト部分(歌詞を読みたい人はこちらから)、特に「ワン公のようにやたらシッポを振るべからず」のフレーズは「好かれたい病」からの脱却を目指している私にはビビビン☆ビビン☆上田敏!と響いてしまった。シビレルナー。

【参考過去記事@楽天ブログ・アーカイブ館】
「人に好かれたいという病気は、現代のペスト(黒死病)」

「まぐまぐ」発行のメルマガを購読していると、ニュース記事を集めたMAG2NEWSという、まぐまぐメルマガからピックアップした記事のチラ見せ用日刊メール新聞が自動的に送られてくる。たまーに気が向いた時に開封して読むこともあるため、購読解除することもなく、今日まで来ている。


数日前、記事ヘッドラインの中で「おっ!」と目を引いたのが、こちらの文章だ。http://www.mag2.com/p/news/242257




これ、こちらでさんざん取り上げてきているキャロライン・メイスおばさんのメッセージとほぼ同趣旨のメッセージだと思った。
「傷の言語(Woundology)」で話してばかりいるな、不幸自慢・自己憐憫の蟻地獄にはまるな、という、彼女の主張と非常に近いことを言っている。

「心の傷を強調することは、傷そのものと変わらないほど精神に損傷を与えるのである。傷についてあれこれ思いわずらうことは、それ自体が自分を傷つけ、鞭打つ行為であり、意識は回復ではなく、つねに弱さのほうへと向けられる。」
(「チャクラで生きる」キャロライン・メイス、川瀬勝訳、サンマーク文庫、2009、p.79)

そうした「傷についてあれこれ思いわずら」っているような人々の集まりを、記事の筆者であるビジネスコンサルタント・中久保浩平氏は「なれ合い」「ぬるま湯」と断定している。そして、

「小学校や中学校なんかのマラソン大会で一緒にゴールをしてくれる仲間を探して、ゴールをするのが楽しい、とか、自分のことを分かってくれる仲間というのを、『大変ですよね』『ほんと、大変ですよね』って返してくれる人をほんとの仲間だと思って人脈が出来た! と喜ぶレベルです。」

と 、斬り捨て御免!
いやはや、随分と思い切ってやってくれたものだ。


一緒にゴールしてくれる仲間(ウププフ。笑)...これ、実にナイス!!!なたとえ話だ。
「真剣勝負」も、「本気」も、「必死」も、そこには全くといってよいほど存在していない、ってこと、よく伝わってくる。
「出来レース」化した人生の姿がここにある。
うーん、イヤですねぇ。送りたくないですねぇ。
そんな嘘まみれのレースでたとえ「勝った」としたって、全然嬉しくないに決まっているから。
死の床にあってもなお、「あの時、もし、ああしていたら...」ってグジグジと悔やむことになりそうだ。



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人間だから、疲れることもある。
本気モードをOFFにしてぐでっとしていたいときだって、もちろんあるだろう。
長い人生、常にGo!Go!Go!と、エンジンフル稼働状態で前に進める時ばかりではない。
そういう時には、「予め退出する時間を決めて」同族意識のぬるま湯にどっぷり浸かり、のんびりするのもいいかもしれない。慰安旅行に参加するような気持ちで。
ただし、ごく短時間の滞在でうまく切り上げられるよう、しっかりとアラームを設定しておく必要はあるだろう。

「枠にはまった同族意識の見方から個人の力への移行は避けられないものなのだ、と気づけば、少しは気が楽になるのではないだろうか。いちばん慣れ親しんだ世界が、もはや自分には合わなくなる、という瞬間が、誰にでもいつかはやってくる。なかには、こういうことが何度も起こるという人もいる。」 
(「チャクラで生きる」キャロライン・メイス、川瀬勝訳、サンマーク文庫、2009、p.154)

どれほど名残惜しいと思っていても、どれほど心地良く過ごせたとしても、私たちはぬるま湯・馴れ合い的互助サークルから離れて、一人で旅立たねばならない。
先程の中久保氏のたとえ話のように、いつまでもいつまでも「一緒にゴールインしようねー!約束だよー!」なんて、仲良しごっこやってるわけにはいかないのだ。
いい年してトイレまで腕組んで歩いていく女子中学生みたいなことをやっていたら、最後まで何一つ実のあることをやり遂げられずバカを見るのは自分である。


そんなつまらない「約束」で自分を縛ってしまったら最後、「エキサイティング(ワクワク・ドキドキ...)」な人生からはどんどん遠ざかる一方だ。
ホントはもっと成長したい、もっと力を伸ばしたい、という気持ちが途中から沸き起こってきたとしても、最初に約束して縛り合ってしまった時のサイズ以上に自分を大きくすることは、もはや不可能となってしまう。


それはやめておいた方がいいと思う。
自分がこの世を去る瞬間、人生に悔いを残したくなかったら、余計な縛りや枠はできるだけ早い時期に取り外し、身軽になっておいた方がいい。


「傷の舐め合いはするな」という同様の趣旨を説いたこちらの記事にも、深い共感を覚えた。上のまぐまぐ(MAG2NEWS)の文章と重なる主張もあるのだが、こちらも負けず劣らずの良記事なので貼り付けておこう。



【ソース:好きを仕事にする大人塾・「かさこ塾」塾長・カメライター・セルフマガジン編集者かさこのブログ http://kasakoblog.exblog.jp/ 】

フリーエージェント。
フリーランス。
一匹狼。


「私、できます!(キリッ✨ )」と、大きな声で即答できない。それは、残念だけれども、今の自分の現状。そこまで力を付けていないのだから。
でも、そっち方面に狙いを定めたからには、一歩ずつ近付いていきたいもんだ。


100人の「ぬるま湯トモダチ」から大歓迎されて仲間に加えてもらうより、たった一人の真のフリーエージェントな生き方をしている一匹狼に「おぬし、なかなかやるな。」と言われてみたい。


今はそんな風に思っている。


で、今日も西洋占星術を学ぶのだ。
「その年で??? 今から??? プププ(←失笑)」なんて言う奴のことはほっとけー。


このおっちゃん先生(Steven Forrest氏)のしゃべり、
オーディオブック版の講義録では抜群に面白い!
聴覚型の学習者は、教科書本文ではなく、先生の脱線話や逸話から
ガッツリ学ぶのだ。音声学習教材は欠かせない。

一応、こちらではEvolutionary Astrology(進化占星術、っていう訳語が使われているみたい。)の大家として有名な人なんですけどね。

The Inner Sky: How to Make Wiser Choices for a More Fulfilling Life
Steven Forrest
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表紙上には何と、あのスティングが推薦文を寄せているという...。
彼もやっぱりフォレストせんせーに鑑定してもらったのかな。
あまり行く先の事について迷ったり、悩みを抱いたりしたりするタイプには見えないんだけど(笑)。





2017/03/04

内向型は本が好き。その理由は...

今からほぼ1年前に投稿したこちらの記事。
「全員参加していただきます」という罰ゲーム 〜 内向型の本音。」
 http://backtotheessencenow.blogspot.com/2016/03/blog-post_19.html


こちらで取り上げたスーザン・ケインさんの話に絡めて、もう少し書きたくなった。
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(初出:2016年3月@Google+。加筆修正済み。)


まず、日本語字幕付き、オリジナル音声版でのスーザンさん@TED講演はこちら。



こちら↓は、日本語読み上げソフトによる朗読。
(機械っぽいのは仕方ないですが...。でも、充分聞き取りできますよ。)


スーザンさん、小さい時から「本、本、本...!」と、水を欲しがるかの如く本を欲しがる子供だったことが、TEDの話からよくわかる。
私も完全にそのタイプ。
本と音楽の無い環境では干上がってしまう。


内向型人間のすごい力 静かな人が世界を変える (講談社+α文庫)
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ふと、こんな疑問が湧いた。
内向型人間はなぜ人づきあいよりも文化/学問/芸術志向へと走るのだろう?
しばし考えてたどり着いた結論は、こんな感じ。


外向型人間にとって、外界の刺激、特に自分以外の他人、新しい知り合いは常にエキサイティングで、喜びを運んで来てくれる存在。
だから、人と交わるパーティーや集会の類は大好き。
Copyright: http://www.123rf.com/profile_allegretto/ 123RF Stock Photo

一方、内向型人間にとって、たいていの他人は「面白くない」「長々と話すに値しない」存在。(最低限の礼儀はわきまえているから、あえて口に出しては言うことはしないだろうけれど、実は心の中ではみんな似たようなことを思っている。) 
ごく一部の例外を除けば、その辺の人々よりも本の方がよっぽど面白い。長時間一緒にいても疲れないし。

Copyright: http://www.123rf.com/profile_amasterpics123 / 123RF Stock Photo


内向型にとって、本が最高の友となる理由、3つ挙げてみよう。

1.まず、リアル世界での人間関係と違い、
予めその中身を吟味してから関わることが可能。
そこで「心が通い合えそう」「面白いかも。」と判断を下すことができれば、関係をさらに深めることができる。

しかも、「つまんなそう」と判断したら即、さよならしたって構わない。誰も怒らないし、傷つけたりする心配も無い。 
ところが、生身の人間関係では、そうはいかない。 
一度くっついてしまった人間と人間との間柄を、片方の意思に反して引き離すのは大変なのだ。 軽々しく「捨てちゃえ」なんて言えないのが現実である。

2.数ある候補の中から 
自分が選んだ物だけ近くに置く、旅行に連れて行く、という贅沢が許される。 
現実の人付き合い、特に職場や学校や近所の集まりなどでは、「こちらの方とは付き合うけど、あっちはパス」は難しい場合がほとんど。 
Aさんは好きだけど、Bさんはちょっと苦手...と思っていても、AさんとBさんが昔からの仲良しであれば、Aさんを誘うとBさんも抱き合わせ販売的に一緒について来る。それが世の常である。

結局どちらとも(忍の一字で)そこそこ付き合いをするか、それとも完全に切るか、の二者択一を迫られる。
しがらみだらけの世の中、とかく内向型には生き辛い。
本ならばそういう問題は皆無だ。選ぶのも、切り捨てるのも、全て自分の一存で決められる。

3.こんなこと、大声では決して言えないけれど、食事のからむ社交イベントぐらい金のかかるものは無い。飲み会。親睦会。歓迎会。送別会。同窓会。ママ友ランチ...。
メンバーに恵まれれば「行って良かった!」と心から言えるから、全部が全部不要と言うつもりはない。だが、現実は無慈悲である。「あーあ。時間もお金も無駄にしたー。」とつい愚痴の一つも言いたくなるような集まりも(というか、そちらの方がむしろ)多いのだ。 
本ならば、いくら高いと言ったって後々何度も読み返すことができるし、売ってしまえばいくらかコスト回収もだって可能だ。
ところが、イベントは行ったらそれっきり。お金払ったら払ったっきり。ハズレに終わった時の失望感は半端じゃない。

誤解を与えないように言っておくが、別に内向型人間が他の人たちのことを嫌っている、見下している、とは限らない。そのような印象を世間の皆さまに与えていることは事実ではあるけれど...。f^_^;) ...これは明らかに我々側の落ち度だろう。努力して克服しないとね。)


要は、コントロール(支配権)を握れるかどうか、が幸せへの鍵だ。
自分で自分の世界をコントロールしていたい。
他人からのコントロールで振り回されて、ヘトヘトになるのは避けたい。
「世間ではこれが普通だから」と、正義感ヅラしてこっちを搾取しにかかって来る時間泥棒の被害に遭うのだけは、ごめんだ。
内向型人間だったら、みんなそのように心の奥底では思っているんじゃないかな。


「どーでもいい」ような人々と無理に付き合い続けると、ただでさえそんなに潤沢には持ち合わせていない貴重なエネルギーがどんどん消費されていく。
しかも、自分の本音を偽らねばならぬ上に、他の人の事情をも考慮しなければならないことで、ますますエネルギーの残高は減る一方。
もっと価値あること、自分のエネルギー貯金を増やしてくれるような活動に関わりたかったはずなのに...。


(まぁ、外向型の人々はそうしたわれわれの要求を「自分勝手」と言って責めてくるだろうね...。

でもさ、「愛想良くしろ!」っていう価値観を押し付ける側も勝手って言っちゃぁ勝手だと思いません?
どっちもどっち、わがまま度合いにおいては勝ち負け無しの引き分け。これ以上のけなし合いは止めて、にこやかに行きましょうや。)


断っておきますが、内向型人間、何時間もノンストップで語りまくることは可能なんですよ。
ただ、相手は選びますけど。厳選に厳選を重ねた特別の資質を備えた人にしか、本音は漏らしません。


口が裂けても「別にぃ〜。誰でもいいよ~。」だなんて言いませんからね。
そんなことしたら、また疲れ&エネルギー消費がうなぎ上りとなるから。


(岸見一郎さんが紹介してくれたアドラーの言葉で救われた人、多いだろうなあ。 
そうそう。嫌われることを恐れて何一つできない人になっちゃぁいけないんですよ。言いたい奴には言わせとけ!です。)


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(YouTubeで岸見さんのお話たくさん聞かせてもらったにもかかわらず、こちらの大ベストセラーは未読だったりする😅。
欲しいんだけどね。時間とお金が...。)


2017/03/03

サイキックタロットオラクルカード(ジョン・ホランド)に聞いてみよう

ここ数日、なぜか頭に浮かんでは消え、浮かんでは消え...といった具合に、妙に気になる存在となっていたのが、ジョン・ホランド(John Holland)のサイキック・タロット。
随分と長いこと使わずにいた。2年ぐらい放置していたかも。

ラジオで聞いた印象では、万年青年風のとっても感じの良い人。
...って、実は私よりも年上なんだけど。


あ、日本語版出てるんだあ!知らなかった。

サイキックタロットオラクルカード日本語版(新装版) ([バラエティ])
ジョン・ホランド

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タロット、と名乗ってはいるけれど、カードは全部で65枚。
一般のタロットカードは75枚まであるから、完全に同じ使い方は期待できない。
内訳はというと、まず、大アルカナと小アルカナの1から9までのカード。(「コートカード」は無いのね。)
その上に、本カード独自の「チャクラカード」(第一チャクラから第七チャクラまで)7枚が加わる。逆位置については「使わない」ということだ。
D・ヴァ―チュー女史のエンジェルカード(=基本的に怖いメッセージは出ないよ~)と通常のタロットカードの中間に位置するようなカード、と考えていいだろう。


最近、このブログの2号館(「さよなら、サイコパス」)の翻訳作業がちっとも進んでいない。
前回の記事UPから一ヶ月近くも経ってしまっている。別におさぼりしようというつもりは無いのだが、更新できていない、という事実がそれで変わるわけではない。



朝起きて、「今日こそは!」と意気込んでみることはみるのだ。
だが、他にやらなきゃいけないこと・やりたいことが次々と出てきて、時間ばかりがどんどん過ぎていく。(3号館ブログをオープンした、っていうのも一つの理由だ。)
で、気が付いたらもう夕飯の支度をする時間だったりする。その後後片付けだ洗濯物干しだ、日本の家族から長スカイプ電話だ、とか何とかバタバタとしているうちにあっという間に就寝時間がやって来る...。最近、毎日がずっとそんな感じだ。


「できてない」。
まったくもって、イヤな一言だ。
これが心のどこかにある限り、魚の小骨が喉に引っ掛かった時のような異物感がいつまでも自分の中にとどまり続ける。
他の誰でもない、「できてない」「やろうとしない」自分が悪いのだから、自分の力で何とかする以外に解決策なんて無いのだけれどね。


こんな開店休業状態では、読んでくださっている方々にも、そして原著者のジャクソンさんにも、申し訳ない。
続けるなら続ける、止めるなら止める、って、はっきりさせた方がいいのではないだろうか...。


ということで、サイキックタロットオラクルカードにお伺いを立ててみた。
結果がこれ。



まず、最初に引いた一枚が、「クラウンチャクラ」(右)のカード。
頭頂部に位置する(諸説あり)第7チャクラである。


オマケについてる解説本での説明が今一つピンと来なかったため、お馴染みキャロライン・メイスおばちゃんの意見を参考にすることにした。

「第7チャクラには、献身、ひらめきや予言などにかかわる思考、超越的な考え、それに神秘的なつながりなどを生み出す気が含まれている。」
 (「7つのチャクラ」キャロライン・メイス、サンマーク文庫、2009、p.356)

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おっ、ピピピッ!と来るキーワードがようやく見つかったぞ。
献身、か。ふむふむ。


上の引用部のすぐ先には、ジム・ギャリソンという神学者であり、神秘家であり、政府関係機関や各種NGOで要職を務めている人物の言葉が紹介されていた。
特に目を引いたのは、この部分。

「偏狭な心に直面しなければならないときの自分の役割は 『光』の一部となること、ほかの人間を守り、悪い方向に行くような考えの持ち主に対しては毅然と立ち向かう、 ということです。 
(...) 
私たちの真の姿とは、大いなる霊が、人間をさらに進化させるという課題を達成しようと努力する際の手足なのだ、 
と信じています。」
(同書、p.366)


2号館を一度でも覗いてくださった方ならわかってくださると思うのだけど、ジャクソン・マッケンジーさん(Psychopath Freeの著者)も、そして推薦リンク集を管理・執筆されている皆さんも、

ほかの人間を守り、悪い方向に行くような考えの持ち主に対しては毅然と立ち向かう

というお仕事に、並々ならぬ情熱を傾けていらっしゃる方々ばかりだ。
昼間は別のお仕事をお持ちで、忙しい日々を送られているにもかかわらず、定期的にHPをアップデートされている。コメントには丁寧に返信をされている。


傷つき、悲嘆にくれる人々が一日も早く立ち直り、また元のような笑顔を取り戻してくれればいい、と願いながら、誠実に、心を込めて、回復の助けとなりそうな文章を書き続けていらっしゃる。
自己の利益や功名心なんて考えたりせず、それこそ「大いなる霊の手足として」、苦しんでいる人達の心の傷を癒すことを第一に考えながら、ご自分のできることを、できる範囲で毎日少しずつやっていらっしゃる...。


こうした地道な仕事の積み重ねを、「献身」と呼ばずして一体何と呼べばいいのか。
彼らの頑張り振りには、頭が下がるばかりだ。


「クラウンチャクラ」のカードが教えてくれたこと、つまり、「私利私欲を超えた、尊い献身」の方向へとお前も進んで行けよ、とのメッセージについては、うすうす理解できた。(がんばります...。)
だが、今後ブログをどうしたらいいか?の問いに対しては、答をうまくはぐらかされてしまったような、どうもそんな気がする。
ということで、

「"Psychopath Free"の翻訳ブログ、続けるべきか、それとも止めてもOKか、もう少しわかりやすく教えて欲しいんですが。」

心の中でそう念じながら、もう一枚のカードを引いた。
出て来たのは、上の写真左側、「4 権威者(Authority)」。
あらら、こりゃーどう見ても高田延彦さんでしょうよ...。


後ろに光輪背負って、上から目線でこっちのことを値踏みしているような、そんな威圧感たっぷりのおにいさん。
タロットに詳しい人ならもうお気づきだろうが、これ、「Ⅳ 皇帝」のカードをジョン・ホランド流にアレンジしたものだ。



うぐぐぐっ💦
「責任感」かぁ。
痛いとこ突いてきますね...。


自分から始めたことを簡単に投げ出さない、という責任感。
何かをやり遂げるための強い意志力。
ゴタゴタ言い訳してないで、やる時はやれーーーっ!!!という、ガンコオヤジ(父性原理)的な、厳格さ。
...今の私に欠けているものばかりじゃないか。


オラクルカードに見事に見透かされて、尻尾巻いて逃げたい気分。
でも、ここで逃げては行けないんだよなあ。
"Slowly, but steadily"(ゆっくりと、でも着実に)をモットーに、一歩一歩先へ進んで行かなきゃ、だ。
脱走兵になっちゃ駄目なんだ。


ということで、2号館「さよなら、サイコパス」はこれからも亀の歩みで続けていこうと思います。m(__)m
人間関係でひどく傷を負ってしまった。
もう誰も信用できない程の人間不信に陥ってしまった。
そのような方がお知り合いでいらっしゃいましたら、「アメリカ人の本をポツポツと訳しているこんなブログがあるよー」と、一言紹介してくだされば幸いです。
私の翻訳作業は亀の歩みではありますが、HP上の「推薦リンク集」をたどっていけば「毒になる人(toxic people)」に関してはかなりの情報を集めることができ、その結果、何かしらの救いが得られるのではないかな、と確信しております。

【2号館】「さよなら、サイコパス ~Psychopath Free~」 (Peace著) 試訳。http://sayonara-psychopath.blogspot.com/


ああ、そういえば昔、楽天ブログでこんな翻訳記事も上げてましたっけ。

【ありえない人との付き合い方シリーズ ~英語版WikiHowより~】
http://plaza.rakuten.co.jp/backtotheessence/diary/201202140000/ 
http://plaza.rakuten.co.jp/backtotheessence/diary/201202180000/ 
http://plaza.rakuten.co.jp/backtotheessence/diary/201202180001/ 
http://plaza.rakuten.co.jp/backtotheessence/diary/201202250000/ 
http://plaza.rakuten.co.jp/backtotheessence/diary/201203030000/ 
http://plaza.rakuten.co.jp/backtotheessence/diary/201203100000/ 
http://plaza.rakuten.co.jp/backtotheessence/diary/201203170000/

ご参考になれば幸いです。