2015/04/28

【さみしさ】の臭み ~Lonliness stinks.~


ネットに長時間貼り付き、新着メールを確認。
加わったばかりのオンライングループの新規投稿通知を
ひっきりなしに確認。
そんな常軌を逸したおのれの在り方に、ふと気付いた。

そうか。
さみしいんだ。自分。


【周りに腹を割って話せるような人が、誰もいない】


家があっても、
家族がいても、
犬たちがいても、
長電話でぶっちゃけ話できる相手が複数いても、
それでも執拗にまとわりついてきた、この【さみしさ】という感情。
振り払いたい。
でも、振り払えない。


©123RF


気付きは思いもかけない所からやってきた。
たまらなく格好悪い形で。
「まさかこんな時に」
って感じの、へんてこなタイミングでもって。



ユーカリの香り漂う、バスタブいっぱいのあたたかな湯に身を任せる。
これ以上無防備にはなれないだろう、というその瞬間。


あ。
放屁。



気泡が一つ、二つ、静かに上へと向かう。
湯の表面に到達した時、ぱ!と割れた。


激ヤバな臭いがした。
もはやこれは犯罪レベル。

(...。)


でも、すっきりした。
出て、よかった。
うまく外に出すことができて、本当によかった。


ずっと無視されて、くすぶっていた
【さみしさ】という感情。
おならと同じだな。
そう思った瞬間、つかえていた何かがスーッと消えてった。


【さみしさ】も、おならも、外の世界に出ようとしていた。
五感でもってキャッチ可能な現実世界に
出ようとして、必死にもがき苦しんでいたのだな。
どうにかして、己の存在を知らせたかったのだな。


【さみしさ】の正体、つかめたぞ。
他の誰にも聞こえない、静かな危険信号だったのだ。
自分自身と腹を割った話が充分に出来ていないとき。
外の世界にばかり目が向いて、内側を見ていないとき。
良質なひとりの時間が絶対的に足りないとき。
そんな時、必ず湧いてくる感情が、この【さみしさ】だった。


他の人には、どうすることもできない、【さみしさ】。
外に救いを求めても、根絶やしにすることはできない。
内側からどうにかしないと。
自分が作り出したのだから、自分で落とし前つけないといけない。



【さみしさ】には慈悲の心で接してあげよう。
泣きじゃくる小さな子供を扱うように。
静かなところに腰を下ろし、やさしくささやいて傍に呼び寄せる。
そして、真正面からその姿を見つめて、話を聞く。
うんうん、とうなずき、とことん付き合ってやる。
出てきたものがどんなに醜くても、情けなくても、決して逃げない。
ひたすらその場に居て、落ち着きを取り戻すまで一緒にいてやろう。


からくり、ひとつわかったところで、本日のレッスンはひとまず終了だ。
では、読みかけの本へと戻ろう。


社会から影響を受けず、汚染されずにいられること。
それが「ひとり」の素晴らしさだ、というクリシュナムルティの言葉、しっかりと胸に刻もう。






意気消沈した時、なぜか自然と手が伸びるのがサネヤ(サネイヤ)・ロウマンの「オリン三部作」です。
チャネリングメッセージだからって毛嫌いしないで、まぁ、一度本屋さんで手にとってみてくださいな。
案外、すーっと心に沁み込んで来るかもしれませんよ。



心が凹んでいて、誰にも理解してもらえそうもない時。
威勢のよい「喝!」ではなく(それはキャロライン・メイスおばさまに頼んだ方が良くってよ、ひろみ!)、やさし〜く、ほんの少しだけ背中を押してもらいたい時。
サネヤ(=オリン)のメッセージがよく効くんですね。
「弱音吐いたっていいよ」と言ってくれているみたいで。
だから、時々戻って来ます。


(板ばさみ・中間管理職の悲哀を背負ったサラリーマンのお父さんが、スナックに立ち寄って、ほんわかした癒し系のママに話聞いてもらうのと一緒ですよね〜。
おばさん世代だって、励ましが欲しい時はあるんです。)




リヴィング・ウィズ・ジョイ―オリンが語るパーソナル・パワーとスピリチュアルな変容への鍵(25周年記念改訂版)
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私の常備薬として、いつも本棚で待っていてくれるこの3部作。
つかず、離れず、ずっと付き合っていきたい本たちです。



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