2015/05/20

7つの道。7つのチャクラ。 (キャロライン・メイス)

今朝届いた、キャロライン・メイス(Caroline Myss, www.myss.com) からのメッセージ。


「変容は、ある決まった道筋に沿って進んでいくひとつの旅路です。
7つの段階、すなわち私たちが独立した一個の存在として
(同時にひとつの社会、ひとつのグローバルコミュニティとして)
歩んで行く7本の道から構成されます。」


変容における7つの道とは:

☆ 変革 
(内なる【自己】が誕生。)

☆ 退縮 
(感情面の古傷の在り処を突き止め、自分の内なる【自己】がどんな元型archetypeに属するかを探る。 )

☆ 自己愛
(内なる【自己 Self】が治癒 ならびに よりたくましい自己像を求めて試行錯誤する。)

☆ 統合
(内なる【自己】が、過去の古傷や シャドウ -影- に駆られた行動を【自己】の力の正体だと見なす段階を乗り越え、更なる発展を目指す。)

☆ 発展
(内なる【自己】が他者への愛と奉仕を外界に向けて表現しようと試みる。
これ以降、主な関心は【自己 】を超えた領域へと移っていく。)

☆ 覚醒
(内なる【自己 】が、神秘的な意識が存在することを受け入れ始める。)

☆ 宇宙的合一
(内なる【自己】が、純粋なる全体性wholeness・聖性holinessを体験。)




©Caroline Myss/ myss.com


彼女の出世作となったこちらの本↓なら、邦訳が簡単に入手できます。



7つのチャクラ (サンマーク文庫)
キャロライン・メイス
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紹介しておきながら何ですが...



やはりキャロライン・メイスの真骨頂は「しゃべり」「ライブ」にあります。
荒削りな豪快おばさん的部分。
そして、聖なる力・神秘的な存在の前にはただ、頭(こうべ)を垂れてひれ伏す、敬虔そのものといった部分。
興味をそそられるさまざまな要素がテンポ良く入れ替わり、多層的な世界を作り上げていくという、キャロライン・メイスならではの話術マジック、残念ながら本のページからはあまり伝わって来ないんですよね。
くそまじめで、小難しい印象だけが残ってしまう。
(画像の中の文章からも、そんな石頭チックな感じ、しますでしょう?)




こちらの"Energy Anatomy"というCDセットは、彼女の作品の中でも最も評価が高い講義録(スタジオ録音)です。残念ながらオーディオ音源のみ。書籍版はありません。
上記の「7つのチャクラ」の内容をさらに噛み砕き、具体的な話(と、笑い)も交えながら、第1チャクラから第7チャクラまで順に解説していきます。



送料かかっても、アメリカのアマゾンから買った方が安いと思います。
(でも、9枚組CDセットで、1枚あたり1000円程度だとしたら、それほど悪くはないお値段かな?
輸入時に関税が課せられることもありますので、荷物を受け取る際にびっくり請求されちゃった、なんて事になっても困りますしね。)




Energy Anatomy
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こちらの商品(デジタルダウンロード)は、


Why People Don't Heal & How They Can
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「7つのチャクラ」と並ぶ代表作


チャクラで生きる -魂の新たなレベルへの第一歩- (サンマーク文庫)
キャロライン・メイス
サンマーク出版
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の元になった講演(テレビ放送用)プラス、インタビューから成ります。
元の本をお持ちの方には、ぜひ「しゃべり」の方にもチャレンジしていただきたいですね。印象、変わりますよ。
ガラッパチ、って言葉がぴったりな人です。



最初の頃は、


「インド人でも、インド哲学の専門家でもないのに、チャクラを語るなんて...」
「東洋のチャクラと、キリスト教、ユダヤ教の用語/概念をくっつけるなんて、そんな無茶な...」


といった具合に、偏見まみれで彼女の本を読んでいた私ですが、徐々に見方も変わってきました。



白人系アメリカ人の、名ヨガ教師。
日本人のアーユルヴェーダ名医。
インド人でありながら、西洋医学の世界で優れた業績を残す医師。




そういう方、世の中にはたくさんいます。
もはや、肌の色や、生まれた国にこだわっている時代でもないのかもしれません。
私たちは、所詮、今、自分たちが目にしている「今生のその人」の姿しかとらえていませんから。
過去生、魂の性質、見えない霊的世界からのサポートといった、【科学や理屈では説明のつかない領域】について、ほとんどの人は何一つ知らないわけです。
目の前の姿だけで、その人の魂全体を判断するのは危ないですね。




確かに、師から弟子、そのまた弟子...と伝えられてきた教えや、その土地固有の文化や伝統は尊重した方がいいのでしょう。
でも、違った素材と伝統とをぶつけることで生まれる物の中にも、価値ある宝はきっと見つかるはずです。




身近なところから具体例を出しましょう。
西海岸の中規模都市郊外にあるうちの地区の学校なんて、ほぼ半数近くがアジア系、つまり、黒い髪の毛の子供たちで占められています。
将来のアメリカを背負って立つ優秀なインド系、中国系といった、移民の子供だらけですよ~。
その子達に言わせりゃ、

「何で親がインド人だからって
アーユルヴェーダにこだわるの?
西洋医学の方がメインストリームじゃないか!」


「中国系だからといって、IT業界で金儲けしちゃダメだなんて、
そんなのおかしいよ!自由に好きなことやらせろよ!」

って事になるのでしょう。
このような環境で暮らしていると、我々の若い頃に植え付けられた人種的ステレオタイプなんて、もう流行らないよなーって結論に、嫌でも辿り着きますよ...。



ちなみに、この前もらった中学校のニュースレター。


「アメリカ史物知りクイズ選手権」U.S. History Bee



の学校代表チームに選出された子供たちの名前、



見事にインド・中国・韓国などのアジア系



で占められていました。
ヲイヲイ。アメリカはどうなってるんだ、一体...。




ってなわけで、


キャロライン・メイス流・霊的世界の東西折衷料理法。
和風明太子スパゲティとか、
カレー味おでんとか、
ラーメンサラダ
みたいなノリで自分の味覚が許す限り、おいしくいただきたいと思います。



それもまた、い~んでないかい?






...と思う、今日この頃。
(要するに、いい加減になりつつあるんだな、自分...。)



自分にしっくり来る。
変な違和感を覚えない。
「こいつ、騙そうとしてるんじゃないか」と、訝る必要を感じない。
(騙ソウト狙ッテイルヒトタチ、アナタノサイフバカリ気ニシテイルヒトタチ、オオイデスカラネー。コノ業界…)



何よりも、キャロライン・メイスからは微塵も【好かれたい病】(disease to please)の気が漂って来ない。
それが実に心地いいんですよ。



実は【好かれたい病】患者って、スピリチュアル/ニューエイジ業界で食っている人に特に多いような気がします。
特に、教える側の方々に。
「去るものは追わず、来るものは拒まず」「聞きたい奴だけ来い」ができず、人気に陰りが見え始めると、「何でもやります、書きます、どこへでも出ます。だから、忘れちゃイヤよ~」と、無節操状態に陥りやすい…ってな感じの【センセイ】【グル】たち。
自称・スピリチュアル・リーダー。さとりマスター。覚醒者。(←プッ)。




思わずYESと言ってしまう自分―NOと言う勇気が、あなたの心を軽くする
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【旧楽天ブログの過去記事】 
「人に好かれたいという病気は、現代のペスト(黒死病)】
http://plaza.rakuten.co.jp/backtotheessence/diary/201310030000/


一方、キャロライン・メイスは自分が嫌われようが、叩かれようが、びくともしません。
いつも「オレ様流」ならぬ「アタクシ流」を貫き通します。
(実際、サティヤ・サイババへの帰依や、神秘体験を公にした時から相当叩かれ続けています。)



「自分の尻拭いは自分でしなさい。
自己憐憫に浸ってる暇なんて無いのです。
さっさと仕事に取り掛かり、
自分の力で満足と自尊心とを勝ちとりなさい。
一段落ついたら、聖なる存在に心からの祈りを捧げなさい。」




こんな調子で。
さすが、カトリックの尼さん達に囲まれて育った、と本人が語るだけのことはありますなぁ。



自分に厳しくする部分、【大いなる力】に委ねる部分。
両者のバランスをいかにして取っっていったら良いのか...。



それは我々一人ひとりが、自分に合ったやり方で、自分なりの結論を導き出していかねばなりません。
どんなグルも、どんな指導者も、代わりに解答してはくれないんですよ。
自分でやらないと。
自分が試行錯誤した上で、絶妙な配合を発見していかないと。




メイス姐さんの話を聞いて気分が爽快になる、元気が出る、ってことは、要するに「もっとそういう要素を自分の生き方に取り入れなさいよ」っていう、見えない世界からのアドバイスなんだろうなー、って思います。



今の自分にとって、キャロライン・メイスは【光のシャドウ】としてもっと研究・観察してみるべき対象、ですかね。
デビー・フォードにとってのマリアン・ウィリアムソンがそうだったように。


【過去記事① 「光のシャドウ(影)...?! 1】
【過去記事② 「光のシャドウ(影)...?! 2】 







上の動画は、こちら↓の製品からの抜粋。ちょっと昔の、まだ声が比較的ハイトーンで早口気味だった頃のキャロライン・メイスです。
最近の彼女はドスのきいた声でゆっくり、重々しくしゃべってますね~。
元・ヘビースモーカーだったせいでしょうか。
喫煙者の外人のおばちゃんって、年取ると独特のハスキーボイスに声変わりする、っていうイメージがあります。


残念ながら、リージョン1(米国)のDVDです。購入の際はご注意ください。



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出版元のSounds True社の直販サイトならば、ダウンロード版というオプションもありますよ。
日本からの購入→お手持ちの機器での再生がうまく行くかどうか、残念ながらアメリカ在住の筆者は試したことがありません。
ご購入される場合は、どうぞ自己責任にてお願いします。
.←..disclaimer...って奴ね。



ちょうど今週はセール期間中だそうで、2枚組DVD分の動画ダウンロードが半額の$10.49とお買い得です。上のEnergy Anatomyや、Why People Don't Healなどの代表作も、ダウンロード版に限り今なら50%OFF!
(ちなみに筆者はSounds Trueの回し者でもないし、アフィリエイトでもありません~。)


©Caroline Myss/ myss.com

(忘れないで。元型archetypeの視点から物を見ようとする者は、
まず、事実に真正面から向き合わねばなりません。
たとえそれが今、どれほど不快な事実であったとしても。
キャロライン・メイス )

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