2017/02/21

Don't Stop Believin' ~信じることを止めないで②

(初出:2016年7月@Google+)

80年代前半にブリティッシュ・ロックが好きだった人ならば、

ジャーニー、

80年代的ダサさの極致。
元ヴォーカルのスティーヴ・ペリー、
某MUSIC LIFE誌の編集部の人たちから嫌われて、
コテンパンに叩かれてましたね。
ついたあだ名が「チャバネゴキブリ」(笑)


REOスピードワゴン(あのヴォーカルの声が生理的にダメ。)、

スティクス(男声コーラスはクイーンで間に合ってますからー。)、

フォリナー(可もなく不可もなく...。)。


といった、伊藤政則氏が(本格的なハードロック・ヘヴィメタルと区別するために)「産業ロック」と一刀両断していたこの手のバンドには全く興味が持てずにいたのじゃなかろうか。


目撃証言 ヘヴィ・メタルの肖像
伊藤 政則

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(...な、なぜヘビメタ本が「児童・幼児事業部」に⁉)

私も、そうだった。
だから、ジャーニーが再結成ツアーしているなんて話を聞いても、今、誰がヴォーカルを務めているかなんて、全然知らなかったものだ。
カラオケで”Don't Stop Believing"だけは必ず歌うにしても。


(平成生まれだと、ジャーニーではなく、Gleeでこの歌を知った方がほとんどかもね。)




いや、すごいよ。
この、アーネル・ピネダという1967年生まれのフィリピン人ヴォーカリスト。
前任者・スティーヴ・ペリーに勝るとも劣らない才能の持ち主だ。
(個人的には「上じゃないかな?」って思う。理由は後述。)

動画の最後でDon't Stop Believin' 、歌ってます。
日本語字幕を付けてくださった方がいますね。
ありがたやー!


YouTube上でニール・ショーン自らに見つけてもらうなんて、一体どこまでシンデレラ・ボーイなんだか!!!
(←あ、「ボーイ」じゃないか。童顔だけど67年生まれだから、立派な中年男性でした。
大昔のアイドルグループ・レイジーに在籍してました、って感じの風貌ですけどね。←昭和の人にしか通じない話でスミマセン...。)

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それにしても、オプラ※の前フリ、相変わらず盛り上げ上手だなー、と感心してしまう。
この人、前世は絶対宗教家か政治的指導者で決まり!だね。

【※オプラ・ウィンフリー/Oprah Winfrey:米メディア界で絶大なる人気と影響力とを誇る、女帝的存在。日本だと...うーん、あまり似たような人物が見つからないなぁ。 強いて言うならば、 
黒柳徹子サンのTV界での大御所感 
全盛期の細木のおばちゃんの説得話法 
勝間和代氏の上昇志向&圧倒的な自信 (「カツマ―」女子って、まだいるのかな?)
を併せ持ったような人が、巨万の富とアメリカの、いや、ほぼ全世界のメディアの潮流とを動かしている...とでも言えましょうか。 ...ううむ、微妙に違う気もするが。
「奇跡は起こるのです!信じ続けなさい!(ハレルヤ!)」  
説教壇の牧師にも似た調子で、観る者をさんざん煽り立ててくれます。究極のmotivator(やる気にさせてくれる人)ですね。
彼女がいなかったら、「ザ・シークレット」(大衆版・欲深の...おっと失礼、引き寄せの法則、か。)だってそれほど売れていなかっただろうし、ましてや話が眠くなるよな超地味おっさんのエックハルト・トールの大ブレイクだって有り得なかったはずです。  
米国の自己啓発産業(いわゆる「スピ系」ビジネス)が今日のようなウホウホガッポリ$$$な儲かり産業になったのは、ひとえにオプラのおかげです。 
「オプラの番組(Oprah Winfrey Show:既に終了。)に呼ばれる」ことがあの業界で食ってる人達にとって最高のステイタス・シンボルになりましたからね。 
あ、そういえばずっと前に楽天ブログで記事書いてました。よろしかったら、ご参考になさってください。
「米国ニューエイジ業界の大立者・オプラ・ウィンフリー」 
http://plaza.rakuten.co.jp/backtotheessence/diary/201303130000/ 】



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